木の俣地蔵までの整備道。
木ノ俣地蔵尊の特徴
県道黒磯田島線沿いにあり、アクセスが便利です。
無料駐車場があるので、訪れやすい立地です。
木の俣地蔵の桂までの道が整備されています。
板室から進み、県道黒磯田島線の車線が無くなってから、左手に無料駐車場がある(黒磯市が那須塩原市になり、黒磯市が無くなったので、県道名に黒磯の字を見ると嬉しい気がする)。昭和61年(1986)11月吉日、刻の、熊之碑。昭和五十七年(1982)六月二十七日、刻の、緑愛、の碑。「木の俣地蔵160m」の立札があり、昭和五十八年(1983)十二月吉日、刻の、献燈一対。杉の木立の中の細い参道が続き、栃木名木百選の 木の俣地蔵のかつら があり(樹勢回復施術のおかげで元気になっている)、根本に、苔むした木の俣地蔵がある。平安中期に安倍貞任が守り本尊である地蔵尊を、桂の木に置いて戦に出たため、源頼義との一戦に敗れたという伝説が残る。また、会津の農民が、林の中にこの尊像を見つけ、密かに持ち去ったが、毎夜、「きのまたこいし きのまたこいし」と泣くので、仏罰を恐れて、元の桂の木に安置した、という言い伝えも残る。 木の俣地蔵より30mほど進むと、堂前に、享保四年(1709)奉納、と刻まれた、石灯籠一対のある地蔵堂があり、昭和58年(1983)に再建された。現在7体の地蔵尊の石仏が安置されている。かつては、子育て地蔵として多くの参詣人を集めた。子を想って、こんな山の中まで、一日仕事で歩いて来たのである。地蔵堂の脇に、大正五年(1916)、刻の、木の俣地蔵堂造営記念碑、がある。
黒磯駅より板室温泉行のバスに乗車し、幸乃湯温泉前で下車。本数が少ないので要注意です。熊に注意の看板がありました。片道50分程度。ダムがあるため、時折車は通ります。安倍貞任の持仏の伝説があります。(地図の位置と表記「木の俣」を訂正させて頂きました)
| 名前 |
木ノ俣地蔵尊 |
|---|---|
| ジャンル |
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| HP |
https://www.city.nasushiobara.lg.jp/soshikikarasagasu/shogaigakushuka/bunkazai/2/7/2647.html |
| 評価 |
2.9 |
| 住所 |
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木の俣地蔵の桂、地蔵尊までは歩きやすいように整備せれています。スニーカーでも大丈夫との口コミもありますが、私が訪問した11月末は枝葉が大量に落ちていてつまずきやすい状態でした。できれば足首まで保護できるトレッキングシューズのような靴で行くことをおすすめします。