カスリーン台風の記憶、碑いしぶみに。
決潰口跡の特徴
カスリーン台風を伝える貴重な碑が佇む史跡です。
静かな雰囲気の中で歴史を振り返ることができます。
物静かな自然災害伝承碑が来訪者を迎えています。
カスリーン台風(昭和22年)の自然災害伝承碑。碑文は次の通り。(表)決潰口跡(裏)利根川の治水のためにカスリン颱風に因る異常な降水を集めた利根川と渡良瀨川の水は昭和二十二年九月十五日夜半大字部屋野地先八拾米と大字綠川地先百米及びこの堤防を溢流決潰し部屋村一帶を水底に沒しました昭和十年と昭和十六年にも大出水があり過去の改修工事では利根川を守りきれない事が明らかとなつたにも拘らず戰爭の噪音にまぎれて治水を怠つたからであります敗戰後の乏しい國力と変動する社會情勢の下にあつて利根川の復𦾔と増補に苦しんだ我々はこの國土に住む限り治水を疎にしてはならない事を痛感し沿岸の方々と我々に續󠄁く河川工事関係者に不断の努力を切望致します昭和二十五年九月十五日利根川上流工事事務所長横田周平各位、防災に役立ててください。
| 名前 |
決潰口跡 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
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物静かに佇む貴重な碑いしぶみです。