南会津の歴史に触れるひととき。
前沢曲家集落群(南会津町前沢 重要伝統的建造物群保存地区)の特徴
300円の資料館でも静かに散策を楽しめる場所です。
100年以上前の火事後に再建された独特な集落です。
国重要伝統的建造物群に指定された南会津の貴重なスポットです。
尾瀬旅行の帰りに気になって立ち寄ってみました。実際に住まわれている家が多い小さな集落ですが、曲家資料館は大変見応えがあり興味深い場所です。30分〜1時間もあれば、ゆっくり一周出来るので、入口にある蕎麦屋で食事をした後の散策にも良いかと思います。
南会津町、国道352号線沿いを流れる舘岩川を渡り辿り着く国重要伝統的建造物群保存地区指定の集落。橋手前の駐車場からは一般車進入できずチケットを購入して徒歩での入場になります。始まりは1500年代の末期ころと言われ、明治の大火で一度は失われたものの再建の際に意匠を揃えた建築が行われて現在まで残る集落の形ができたようです。曲家とは茅葺き屋根の中門造に見られるL字の構造のことを指すそう。茅葺き屋根の住宅や水車といった構造物などに豪雪地帯におけるかつての生活や文化を垣間見ることのできる、貴重で素晴らしい体験をしました。
維持が大変だと思いますが、ぜひ長く残してほしいです。一番手前の資料館のみ公的施設で、奥の家はすべて民家で皆さん日常生活を送られています。
南会津の歴史に興味があり、訪れました。只見川流域を治めていた山内氏が豊臣秀吉の天下統一の流れで滅ぼされ、逃げ落ち流れ着いた家臣の小勝氏が移り住み、集落が出来たとの事です。集落の前には館岩川、背後には山、茅葺き屋根の伝統家屋があり、今でも集落の人々が普通に暮らしており、そんな中をゆっくり見学出来ます。必ず訪れたいのが曲家資料館で、こちらが唯一中に入れる家屋で、案内の方が常駐されてるので詳しいお話が聞けます。囲炉裏には常時火が入り、座敷には不動明王と矜羯羅・制吒迦童子の見事な像が鎮座しており、会津の街道の資料もあり、興味深さ満載でした。集落の奥には村の鎮守の鹿島神社。武士ならではの神社です。山の神の祠もありました。馬と共に暮らしていたので、馬頭観音の石仏もありました。人々が集まり集落が出来ると現れるものが、ここにはあります。入場料300円、民俗学や街道が好きな人に特にお勧めします。
| 名前 |
前沢曲家集落群(南会津町前沢 重要伝統的建造物群保存地区) |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0241-72-8977 |
| 営業時間 |
[木金土日月火水] 9:00~16:00 |
| HP | |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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前沢曲家の集落を観光散策するのに300円資料館見ようが見まいが取られます普通に生活してるので静かに散策を願いしますとのこと100年以上前に集落で火事があり燃えてしまったそうなその後の建造物で皆ほとんど同じ作りで同じ時期の建物だそうだ資料館はほとんど同じ作りの民家を資料館として展示している古い山道具とか農機具囲炉裏、クマの毛皮。