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伊勢神宮は古来から神仏習合を厳しく禁じていたが、平安時代になると高級神官の中に仏教信奉者が多数現れるようになる。鼓岳山蓮台寺は正暦2年(991)から長保2年(1000)の間、伊勢神宮祭主であった大中臣永頼が正暦年中に建立した寺院。本尊の天蓋の中心にある鏡が一門に吉祥ある時は光り輝いたという伝説が残る。(古事談)儒教が浸透した江戸時代の頃にはすでに寺勢は衰えており、明治初期に神仏分離令により廃寺となる。近隣の神峯山中山寺にある十一面観音像は、ここ蓮台寺の本尊であったと伝わる。また、江戸時代に出土した白銅性の八祾鏡が伝わる。この周辺で栽培される「蓮台寺柿」は伊勢市を代表する農産物である。