皆月海軍望楼からの絶景を体感。
旧海軍望楼跡の特徴
広大な海の向こうに思いを馳せ、心が満たされる場所です。
皆月海軍望楼は全国の望楼でも評判の優れた展望を誇ります。
海抜162メートルからの素晴らしい眺めが楽しめるスポットです。
信じて進め。ナビには表示されない可能性が高い。南側からのアクセスは皆月漁港から坂を登り、皆月少年旅行村の建物を左手に見て、一本道を上っていく。途中どんどん道が狭くなり不安になるがひたすら進む。航空写真では途中に大きな駐車場が見えるが、草で覆われ目印にはならない。そのうち左手に遊歩道の看板が現れ、そこらかしばらく進むと、左手に明らかな広場が出現するので、そこで駐車スペースを探し、海側(奥側)に歩いて数分で目的地。途中の分岐はどちらからでもアクセス可能だが、まっすぐ進むと望楼、左に進むと兵舎跡へ向かう。個人的には望楼跡より、兵舎の遺構が興味深い。食料貯蔵庫と思われる小さなコンクリート小屋、埋め立てられてかすかに雰囲気だけが残る防空壕跡、発電機の台座、そこから少し離れた所にある井戸など、当時を偲ぶものが残されている。帰りは閉鎖されていなければ、そのまま北西側に進めば、暮坂住吉神社の所まで降りられるが、直接海岸側の大沢漁港のほうへのアクセスは出来ない。
2020/2/9訪問。アクセスは南側から。路上に落石がありましたのでご注意ください。なお東側の道路は通行止めの案内看板がありました。googleマップには載ってませんが無料駐車場があります。登録申請しておきましたが通るかどうか。あと駐車場入り口に隠れるように案内図が設置されてます。駐車場からは平坦な遊歩道をまっすぐ歩けば数分で着きます。途中に横道がありますが、そちらは坂や階段経由になります。遊歩道から海は見えません。木で視界が遮られています。展望台からの眺めは…180°海と空だけの壮大なものです。北東方向水平線近くに七ツ島が小さく見えますが、本当にそれ以外は何もありません。逆に言えば隠れる島影も何もないわけで、見つからずに船が近づくことは不可能でしょうね。まさしく見張り台としては最高の立地です。
景色良し。韓国、ロシア、北朝鮮、中国に囲まれていることを実感。
案内看板引用:皆月海軍望楼は北緯37度21.6分、東経136度45.7分に位し、海抜162米(メートル)、展望の広きこと全国望楼中優秀の位置を占むと言う。日清戦争後、来るべき日露の開戦に備え露国艦隊を睨む日本海の防衛基地として、明治29年12月に創設された。海上見張、通過船舶との交信・無線通信、象観測及び軍事諸教育施行等の任に赴き、日本海大海戦勝利への一助を果たした。その後、一時的な平和の到来により大正10年軍事施設を撤去、昭和4年気象業務も輪島測候所に移転し、望楼は廃止された。大平洋戦争開戦時の昭和16年12月8日、既に戦略上の要衝として、舞鶴鎮守府直轄の鋸崎「皆月海軍特設見張所」が再建構築され、兵員も配備されていた。又、一時民防空「六番皆月監視哨」も併置されていた。昭和20年(1945年)8月15日、敗戦を似って終結、日本海軍は終焉し、その任を閉じた。戦後、アメリカ軍がこの地を接収し、対空レーダー基地として改設軍務駐留したが、一冬後、輪島に基地を移動転去し無人に帰した。門前町はこの台地、旧見張台。電探据付基礎及び米軍レーダー設置台跡地点に「旧海軍望楼跡」と昭和47年4月、記念の石柱を建立し、現在に至っている。
| 名前 |
旧海軍望楼跡 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
3.4 |
| 住所 |
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広大な海の向こうの国々に思いを馳せてしまう。この設備自体は老朽化が進んでいるため手摺りなどは信用しないのがよろしいかと。