末広橋梁で出会う鉄道の魅力。
末広橋梁の特徴
現役で稼働する唯一の跳開式鉄道橋で、大興奮の光景を堪能できます。
昭和6年竣工の歴史的な橋梁で、国指定重要文化財としても有名です。
四日市港の千歳運河に架かり、映画撮影にも使用された貴重なスポットです。
夕暮れ時、四日市の港町に立つと、水面に映る茜色の空が、まるで別の世界への入り口のように揺らめく。その中に、ひときわ目を引く重厚な鉄の構造物があった。今日まで幾多の物語を見守ってきた末広橋梁だ。古くから物流の要衝であったこの地で、人々の暮らしと産業を支えるため、一本の橋が架けられた。それはただの橋ではない。必要な時に空へと持ち上がり、船の往来を許す跳開橋という、当時の最新技術の結晶だった。時代は移り、人々の生活様式も大きく変化した。物流の主役が変わり、船が通るために橋が持ち上がる光景は、以前ほど頻繁には見られなくなった。しかし、末広橋梁はただ静かにそこに佇むだけではなかった。ある日、遠くから力強い汽笛が響き渡る。ゴトゴトと重い音を立てて、赤い車体が印象的な「レッドベア」が、黒い貨物列車を牽引しながら橋を渡っていく。それは、現代の日本を支える大切な物資を運ぶ、力強くも頼もしい使者のよう。橋は、過去の歴史を刻みながらも、今もなお現役でその役割を果たしている。夕焼けに染まる空の下、船が通るたびにゆっくりと持ち上がる橋の姿は、まるで大空に開かれた門のようだ。その雄大な姿は、見る者の心を揺さぶり、忘れかけていたロマンを呼び覚ます。末広橋梁は、技術の粋を集めた遺産であり、時代の移り変わりを見守ってきた証人であり、そしてこれからも、四日市の空と水と、人々の物語を繋ぎ続ける、生きた橋なのだ。
18きっぷの旅の途中で立ち寄りました。メインイベントに据えていなかったので、列車が来たのはラッキーでした。周囲には引き込み線を埋めた跡もあります。ついでに、珍しい「鉄マクラギ」を発見。
現役の可動橋らしく雰囲気がある小屋とその前には案内観光看板もあり付近は港湾の工業地帯であり、港国道が走っている。
以前は付近に時刻表の掲示があったようですが、現在はなく、またネットの情報も古いようで結局12時から2時間くらい待ちました。1月19日の運行状況は次のとおりです。13:35 橋が下ろされる13:55 四日市駅から橋を渡って港へ14:10 港から四日市駅へ牽引はDF200-201で、四日市(コンビナート、貨物列車)と名古屋(名古屋城、ドーム、テレビ塔など)のイラストが描かれ、通常グレーの部分が夕焼けのような赤・オレンジのグラデーションとなったスペシャルカラーでした。最後の写真は、この橋梁を渡る貨物が三岐鉄道東藤原駅(太平洋セメント藤原工場)から四日市方面へED80の重連で運搬される様子です。(丹生川駅〜三里駅間)
跳ね上げ式の可動橋。鉄道用の可動橋としては国内唯一で国の重要文化財。貨物列車は概ね14時頃と17時過ぎ頃に運行されるようである。但し、平日運行で運行されない日があるようだ。運行される時は、係員が橋桁を降ろしに来るのだが、14時頃の運行だと13:30頃に自転車で係員が来て降ろす。因みに貨物列車が通った後、橋桁を跳ね上げに来るのが14:30頃なので、約1時間橋桁が降りた状態になる。
末広橋梁に来てみました。現役では最古の鉄道可動橋との事です!昭和6年12月に製作された可動橋現役で動いてるのはスゴく感動がありますね!さすがに可動してる所は見れなかったですがいつかは見てみたいですね〜
月曜日の12時前に着き、12:45前後に通過するとの情報を得ましたが全く動きがありませんでした。辛うじてコンクリート壁近くが日陰になっていたのでそこで待っているとようやく13:30頃に作業される方達が登場。その後すぐに橋を下ろし、いよいよ貨物列車の登場!!二時間近く待った甲斐がありました。感動デス٩( ᐛ )و
レアな貨物列車専用線路 ベストな状況では無いですが、やっと 渡っている場面に遭遇出来ました。 時間は 17:10〜30分 この間に往復します。
四日市市の工業地帯の観光スポットの一つです。JR四日市駅から歩いて20分くらいの場所にあります。夕暮れ時に撮影しました!見通しが良く綺麗です夜景はもっと綺麗に写ると思います。ここの橋は近代化産業遺産に認定されているそうです。
| 名前 |
末広橋梁 |
|---|---|
| ジャンル |
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| HP |
https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1001000002697/index.html |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
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現役の鉄道架道橋を間近で見学できる。JR四日市駅から1日120円のレンタサイクルで5分くらいで行くプランがオススメ。