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| 名前 |
善應寺 十一面観音菩薩立像 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| HP | |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
十一面観音菩薩立像は,善応寺本堂に本尊として安置されている。善応寺は,元禄10年(1697)に伊達藩四代藩主伊達綱宗によって,当時廃寺であった胆沢郡黒石村(岩手県奥州市水沢区黒石)の長谷寺の寺跡を移して創建された。十一面観音菩薩立像も,この時に長谷寺より伝来したものである。十一面観音菩薩立像は,もとは素木で,肉身部の漆箔や,頭部全体は後補であるが,全体に11世紀中頃の仏師・定朝以降にみられる,仏像の繊細化傾向が感じられるつくりとなっている。仙台市内に伝わる数少ない平安時代後期(11~12世紀)の仏像である。