大法寺の静寂に包まれた国宝三重塔。
大法寺 観音堂の特徴
大法寺観音堂は見返りの塔が有名な国宝です。
奈良時代に創立された歴史ある寺院です。
拝観料700円で内部見学が可能です。
大法寺観音堂寺伝である一乗山観院霊宝記によると、大法寺は奈良時代の大宝年間(701~704)に藤原鎌足の子である定恵によって創立されたとされます。その後、平安時代の大同年間(801~810)に坂上田村麻呂の祈願により、義真(天台宗座主)によって再興されました。国の重要文化財に指定されている御本尊の「十一面観音菩薩立像」や「普賢菩薩立像」は、平安時代独特の作風を伝えています。鎌倉時代に入いると大法寺は、周辺に住んだ有力地頭による崇敬を受けました。特に国宝に指定されている三重塔や、重要文化財に指定されている厨子、須弥壇などの文化財は、正慶二年(1333年)鎌倉時代から南北朝時代に浦野氏、北条氏などの地頭の支援により造られたと考えられています。
+特別拝観料700円で中を見学出来ます。日本最古の鯱・十一面観音菩薩・普賢菩薩が拝めます。貴重です。
駐車場から上り坂があります。
集落を見守るように小高い位置にひっそりと佇む観音堂と国宝三重の塔。見返りの塔と呼ばれているのが良くわかる美しさでした。名物のかやの実が売られていましたが、その実が採れるかやは巨木でした。大法寺は天台宗のお寺で、パンフレットによると、奈良前期の大宝年間(701〜704年)藤原鎌足の子である僧の定恵によって創設されたということです。その後平安初期の大同年間(801〜810年)坂上田村麻呂の祈願で、僧の義真によって再興されたていう歴史から、大変由緒のある歴史上重要なお寺であることがわかります。
(十一面観世音菩薩)2019/11/10、二度目の訪問です。前回は偶然立ち寄ったのですが、この十一面観世音菩薩の拝観は予約が必要でした。今回は、ホームページから予約のメールをいれました。直ぐに返事がないので余裕のあるタイミングが重要です。拝観料は三重塔を含めて1000円(300円と700円)この観音堂は前面が開いているのですが、「あれ?何処に?」と思いつつ案内されます。靴を脱ぎ中に入ります。小さなお堂の奥に仕切りがあり、その裏手にありました。蛍光灯に照らされているのが残念ですが、ひとり残されて心ゆくまで間近で拝観することができました。平安朝の作品とありますが、端正な顔立ちです。(予約の意味)このようにじっくり間近で拝観するには、少人数で区切る必要もあります。盗難や毀損を避けるためにも身柄が分かった方が良いですね。撮影は禁じられています。心でシャッターを押しましょう。
国宝が、山奥にあります。見返りの塔。素敵です。
国宝 三重塔 美しい。
拝観料が要りますか内部も拝観可能です。
名前 |
大法寺 観音堂 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0268-49-2256 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.7 |
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大法寺と言えば見返りの塔として知られる国宝三重塔が有名ですが、見返りの借景ともなる観音堂もとてもイイ場所です。特別拝観時にしか見れませんが重要文化財の観音像など堂内は重要文化財の宝庫となっています。