壮大な石垣、歴史の証!
仙台城 本丸北壁石垣の特徴
修復工事で発見された古い石垣が圧巻です。
江戸切技法によって加工された美しい石垣に感動します。
仙台城の壮大な石垣を間近で体感できる場所です。
仙台城は、明治15年(1882年)の火災で建物のほとんどが焼失、更に昭和期まで残っていた大手門と隅櫓も太平洋戦争の仙台空襲にて焼失し、往時を残すのはこの石垣のみである。
仙台城からの帰路。石垣と仙台の街のコントラストが見事。
立派な石垣です。
切込接と呼ばれる積み方を用い、隅石表面は、「江戸切」と呼ばれる技法によって加工されている。本丸石垣の修復工事(1997年(平成9年)から2004年(平成16年))の際の発掘調査によって、時代の異なる2つの石垣が現石垣中から見つかっており、過去に地震によって崩落したことが確認された。最も古い石垣は政宗の時代のもので加工しない石を使った野面積であった。積み直しでは元通りにするのではなく新しい技法を採用してより頑丈な石垣を目指していたと思われる。 政宗が死際に「この城は泰平の世には向かん。わしが死んだら修築しろ」と家臣や忠宗に言い残したという逸話が残っている。
一部ブルーシートがされてました。石垣の足元には、割れ、欠けた破片が複数落ちてました。もしもの時の為も、修繕を急がれた方が良いように思いました。石垣その物は、とても素晴らしい物でした!ちょっと反り返ってる、傾斜も、見応えあり!
一流の建造物を見ることは、畑違いでも一流を目指すなら、見ておくに越したことはない。見ていて飽きない稜線の美しい石垣です。
東北ナンバーワンであるはずの仙台城の遺構で数少ないその壮大さを示すものであると個人的に思います😅この石垣は「ほほう…」と見上げてしまいましたー笑笑。
巨大な石垣の横を車で駆け抜けて駐車場へ。連れは途中で降ろして…徒歩散策で…石垣を観ながら登城(^^)立派だけど…上物が残っていないから迫力では欠ける。だけど…登城した感はある。
宮城県仙台市青葉区の青葉山にある平山城跡です。慶長年間に伊達政宗公が築城し、伊達氏代々の居城です。本丸跡の北側と北西部には石垣が築かれおり、本丸詰門に向って左側を本丸北壁石垣、向かって右側を本丸北西石垣と呼んでいます。石垣崩落のおそれがあったので、平成9年から16年にかけて、解体修復工事が行われています。成23年に発生した東日本大震災で、3か所で石垣が崩落しましたが、平成27年3月に復旧が完成しています。
名前 |
仙台城 本丸北壁石垣 |
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ジャンル |
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電話番号 |
022-214-8544 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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平成9年〜平成16年にかけて修復工事が行われ、工事に伴う発掘調査で、現在の石垣の裏側から、2つの時期の古い石垣が発見されました。最も古いI期石垣は、政宗が築城した17世紀初頭のもので、自然石を加工せず、長いほうを横方向にして積んでいます。次の段階のII期石垣は、17世紀前半のもので、自然石に多少加工を加え、長いほうを前後にして積んでいます。現在のIII期石垣は、寛文8年(1668)の地震の復旧のために17世紀後半に築かれたもので、全面が加工された「切石」を、目地をそろえて積んでいます。