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名前 |
思案橋の碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
路面電車の思案橋電停、道路をはさんだ両側に橋の欄干の一部を復元した「思案橋跡の碑」が建てられています。かつてこの付近には玉帯川が流れており、そこに思案橋は架かっていました。花街時代、男達は遊廓へ“行こか戻ろか”と思案しながら渡ったので「思案橋」と名付けられたと言われています。 そこから思案橋通りを約150mほど歩いていくと、「見返り柳」と「思切橋跡の石碑」が見えてきます。遊郭の入口・大門(二重門)が見える場所にあった「思切橋」で立ち止まり、ここで思い切って花街へ繰り出す決意を固めて渡ったので「思切橋」と名付けられました。「思案橋」とバランスをとって架かっているのが何とも洒落ています。現在は石碑は少し移設されて、見返り柳の下に、思切橋の欄干形の碑が置かれていますが、かろうじて読み取れる刻まれた“思切”の文字が、迷いを打ち消し思い切ってこの橋を渡り、背徳感を感じている男達の光景を思い浮かべることができます。