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名前 |
鰹漁業創始功勞記念碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
鰹漁業は先行する鹿児島や宮崎の漁師たちから技術指導を仰ぎ沖縄で広まったのがこの村の初代村長松田和三郎がその中心的な役割を果たし、沖縄全土の漁業に影響を与えたものとして、その功労を讃える石碑。座間見村の鰹節「慶良間節」は、那覇の市場で良品の代名詞として知られたが、後継者不足により産業としての鰹漁は途絶えたという。たまたま泊まった民宿に座間味島の村史があったのでパラパラと読んでみたが、かなり当時は重要な事項のようで、島の多くの人が鰹節にかかわり、儲かったというから島の資本を蓄積したきっかけだったのかもしれない。だからこそ途絶えていったというのがさみしい。もう一つ興味深いのは刻まれた功労者たちの名前に亀が付く人が多いことだ。これまた民宿でおじいに聞いてみたところ、昔は男でも女でも亀という名前はよくあった。苗字も似てるのに名前も亀だと困りはしなかったのかと聞くと、ああ困ったというけれど、もはや歴史の遠くに消えていく事項のようだ。