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| 名前 |
前ヌ御嶽 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
|
ウォーキングで巡る那覇の河川・樋川・井戸・湧水その49 【那覇市国場】下国場ヌ御嶽(シチャコクバヌウタキ)とも呼ばれている。琉球銀行国場支店の路地に入って右側が入口。火神御井(ヒヌカンウカー)と御願小御井(ウガングヮーウカー)がある。国場のメーミチ(前道)(現国道507号線)に面した空地の裏(旧JAおきなわ国場支店の敷地内)に石灯篭付きのコンクリートの祠があり、祠の中には古い香炉が置かれている。『琉球国由来記(1713年)』には「カネノ御イベ」という神名が記されている。また、初水をいただいたカー(井戸)が敷地内にあったため井戸の神様も合祀されている。国場には二つの御獄(ウタキ)があり、その一つがこの御獄だ。通常は「前ヌ御獄」と呼ぶ。毎年3月、8月に4度の祈願をする。ここは、国場発祥と地とされている。国場の最大、最古の門中(ムンチュウ、男系血縁組織)の城間門中は、もともと13世紀に琉球の開闢の祖といわれるアマミキヨの子孫が、玉城ミントン(明東城)から移り住んだと伝えられる。当初、この支所の場所に住んだという。城間家が国場集落のニーヤー(根屋)になる。国場の地名は、「窪地・場」という意味からきているようだ。同様に仲井真は「中・場」、上間は「上・場」であると言われていて、国場川沿いを上流側から上・中・下(窪地)といった命名をされている。敷地内には他にも、井戸と御獄の間に小さな遥拝所がある。(島尻拝み)参照:那覇市観光資源データベース下国場ノ嶽参照:レキオ・島唄アッチャー国場発祥の地の御嶽。