水没せぬ古墳、五岳の里で!
大塚池古墳の特徴
大塚池古墳は、坂出市の鴻ノ池古墳と同様の形状です。
横穴式石室古墳が水没せず全容を眺められます。
池を作るために石室だけが残された古墳です。
坂出市の鴻ノ池古墳と同じく、池の中にある横穴式石室古墳ですが、こちらは水没することなく全容を眺めることが出来ます。
池を作るために石室だけになってしまったかわいそうな古墳。でも、絵になる。
名前 |
大塚池古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.city.zentsuji.kagawa.jp/soshiki/50/digi-m-culture-detail-014-index.html |
評価 |
4.0 |
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善通寺市五岳の里市民集いの丘公園の西側に有る大塚池があります。その池の中に巨石が積み重ねられて居るのが見えます。これが大塚池古墳(吉原椀貸塚)跡です。この巨石は6世紀末から7世紀初期、古墳時代の終わり頃に造られた古墳です。今は墳丘土は全く無くなっていますが直径25mの円墳で主体部は一部崩れていますが全長12m、玄室は長さ6、2m幅2、5mで羨道は6、6m幅1、7m両袖式横穴式石室です。古墳時代の末期にはこのような巨石を使った石室が造られ巨石墳と呼ばれて、この地の有力豪族の墓と考えられています。また、この古墳の墳丘土が無いのは池を作る時に利用されてもののようです。それから、この古墳には香川県の数ヵ所ある椀貸伝説の残っている古墳の一つです。この大塚池は周りにサツキ等の花木が植えられおり高台で大変景色も良く散歩には良い場所です。