周辺のオススメ

スポンサードリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク
西鴨神社 宝塔平成十五年三月三十一日、坂出市教育委員会によって掲示された宝塔脇の説明板は以下の通りです。【宝塔(*1) 壱基角礫凝灰岩製のこの宝塔は国司 藤原景隆の裔(*2)入江氏によって建立されたといわれるものである。相輪を除くほか、よく原型を保ち、現在の高さは一m四十㎝。一重の垂木形と露盤を作り出した方形の蓋は、勾配ゆるく降り、 軒は緩やかな眞反りで壺形の塔身は首部を長く作り出し、高さと直径の比は一、〇五を算し、方形の基礎には反花が彫られたあとが認められる。その様式から鎌倉初期をくだらないもので、市内の宝塔の中最も優れたものである。この付近はもと鴨神社の別当寺(*3)であった鴨箭院(おうせんいん)が所在したところで、ここから後世に現在の地へ移されたものと思われる。石材については付近の加茂町の五夜岳より切り出されたのではないかとする研究もされている。昭和三十四年十一月三日、坂出市の文化財に指定され現在に至る。】(*1)宝塔(ほうとう)とは、仏塔の建築形式の1つであり、一般的には、円筒形の軸部(塔身)に平面方形の屋根をもつ一重塔を指す。(*2)えい、あとつぎ・すえ・後裔(こうえい)。(*3)別当寺とは神社の祭祀を司る僧侶が住む寺院のこと。