長い階段の先に、 日本一の神社が待つ。
飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社の特徴
日本一長い社名を持つ飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社です。
本殿がなく拝殿後方の南淵山がご神体として祀られています。
雨乞いの発祥地として知られ、神社の歴史が深い場所です。
日本一長い社名の飛鳥川上坐宇須多伎比賣命神社(あすかかわかみにますうすたきひめのみことじんじゃ)は本殿はなく、拝殿後方の南淵山をご神体とする原始神道の神社で、日本で初めて雨乞いが行われた場所といわれます。皇極天皇元年(642)日照りが続き、農作物が育たず、人々は飢えに苦しんでいました。時の権力者の蘇我蝦夷が7月25日に雨乞いの儀式を行なうものの、少ししか雨は降りませんでした。8 月1日、皇極天皇は南淵の河上に行幸し、跪き四方を拝み天を仰ぎ祈りました。するとすぐに雷雨となり、雨は五日続き天下を潤しました。このため、九穀が成熟したといいます。百姓は大いに喜び、天皇の徳を称えました。神社前を流れる飛鳥川は川幅が狭く、露岩の間を水が渦巻いている場所があります。祭神の宇須多伎比賣命は紀記等には表されない神様で、社名は渦巻きたつ川の様を「うずたき」と形容して、女神として祀ったものと推測されているようです。
長い階段を登った後、到着と思いきや坂道が続いていて、それを少し登ると鳥居をくぐって到着します。境内一面に苔が広がっていてとっても素敵な神社でした。名前も日本一長いとはこんな身近に凄い神社があったとは明日香村にかなりの回数訪れているのに今回初めて知りました。
『あすかかわかみにいますうすたきひめのみことじんじゃ』と云われます、日本一長いお名前のお宮さまです。階段も同じく長く急で、朝イチお詣りなので、当然一人っきりでしたが、不思議と怖さも無く、お詣りさせて頂けました。空気も澄み渡り、両脇に摂社がある拝殿と、その後ろの山が神域=ご神体になる、いにしえからの祈りの形式を今に残すお宮さまです。今回は、翌日の行き先を車中泊時にこちらさまに決めましたが、大正解でした。是非一度お詣り下さい。因みに路駐になりますので、ご留意下さい。ありがっ様です。
ちょっと登りますが、3分もかからずに、お社まで行けます。駐車場はないですが、道が広くなってるので、まず大丈夫かと。レンタサイクルではなかなかしんどいエリアかもです。参道はそれほど落ち葉などは見当たらず、氏子さんや地元の方々がお掃除されてるのでしょうか。枝打ちなども必要なはず。おかげで、安心してお詣りさせていただけました。静かな良いところで、個人的にはかなり良かったです。再訪したいですね。歴史史跡だけでなく、こんな雰囲気の神社もあるなんて、明日香村は奥深いところです。ここからもう少し奥(山側)には美味しいご飯(さららさん)と素晴らしい景色(天空展望台)もあります。
名前 |
飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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長い階段が続いています。この階段で転ぶと、おむすびコロリン状態!日本一長い名前の神社。夏でも涼しいパワースポット。川には蛍が見れます。女性が行くと神隠しになるという噂が。私は怖くて先に進めませんでした。なお、この神社を夜見ると、身も凍るほど恐怖な場所です。お試しあれ!