中原暢子の構造美と癒し。
長覚院の特徴
中原暢子の初期代表作であり、HPシェル技術を活用した寺院建築です。
住職が気さくな方で、訪れるだけでも癒しを得られます。
裏道に位置し、静かで落ち着く雰囲気が魅力的です。
住職がとても気さくな方で癒されます。
少し裏に入ったところのせいか、静かで落ち着くところです。
名前 |
長覚院 |
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ジャンル |
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電話番号 |
048-832-2586 |
住所 |
〒330-0072 埼玉県さいたま市浦和区領家4丁目20−3 |
HP | |
評価 |
4.4 |
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設計:中原暢子(林・山田・中原設計同人)施工:西谷建設竣工:1962年本建築は寺院という伝統的な建築に対して、HP シェルという最先端の技術を用いて「構造表現主義」的にまとめられた中原暢子の初期の代表作である。構造は HP シェル 4 枚を組み合わせた屋根がRC 造の 4 本の柱に支えられ、正三角形断面の梁へと続き、その内側が樋にもなっている。平面の形状は、天台宗の様式に合わせて正方形を採用しつつ、旧本堂の機能であった儀式、集会、教育の機能を継承できる多目的な空間とし、アコーディオンドアで内陣と外陣が統合分離できるようになっている。また、寺院の形状についても旧本堂の茅葺の形状に近づけるため、等辺 HP シェルを切断することによって、軒線に曲線生み出し柔らかさを演出している。一方で、儀式空間の尊厳さを保つために、九輪塔や八角の法輪、田字草紋等を配置している。