アカハライモリと湧き水の静寂。
人捨穴の特徴
山からの湧き水が滴る静かな場所で、ひっそりと人捨穴があります。
八丈島の飢饉時代に関連し、口減らしの歴史を考えさせられます。
人捨穴の手前にはアカハライモリが多く生息し自然が感じられます。
口減らしのため、人里離れたこちらに人を捨てたと聞きました。西山(八丈富士)は過去に度々噴火したため、作物が実らず飢餓と隣り合わせだったそうです。手を合わせました。
八丈島の飢饉を考えると口減らしは仕方のない事かもしれませんが実際にココに捨てられたらと思うと色々考えでしまいます。道が無い頃に此処まで連れてこられると身体の弱い人は雨風のしのげるこの穴を離れられ無く飢えて亡くなるのでしょう。少し下に水場もあるので喉の渇きは無かったかもしれません。捨てる側も少しでも長く生きてほしいと思いこの穴に置いていったのでは無いでしょうか今は小さなお地蔵さんが見守っています。
飢饉の際など口減らしのために、老人を捨てていたらしい。洞窟の前は確かに異様な雰囲気。観光客がワイワイ来るところではないが、負の遺産として埋もれさせることなく残していかなければならない。僭越ながら、般若心経を唱えさせていただきました🙏
看板の設置に反対している人々がいると、過去にネットでみた事がありますが、起こった事を正しく伝えることは大切です。隠そうとすると、憶測だけで無責任に発信する人たちが必ず出てきます。遠野のデンデラ野が観光地になっておらず、茶化す人もいない事からも、この看板はプラスになっていると思います。
人捨て穴の手前にある湧き水にはアカハライモリさんが沢山。水の落ちる音も水琴窟の様で癒されます。
名前 |
人捨穴 |
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ジャンル |
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電話番号 |
04996-2-7071 |
住所 |
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HP |
https://www.town.hachijo.tokyo.jp/kakuka/kyouiku/hachijo_hogen/folktales.html |
評価 |
4.6 |
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山からの湧き水が静かに静かに滴る水溜りの右手の細い坂道を少し上がると人捨穴(風葬跡)が ひっそりと在ります。