神聖な空間で体感する、麻荒妙の世界。
神麻続機殿神社の特徴
神聖な雰囲気が漂う、田畑の中に佇む神社です。
機織り機を見学できる、特別な体験が待っています。
天照大御神に奉納する、麻の反物を制作する場所です。
皇大神宮の衣「神御衣(かんみそ)」の麻「荒妙(あらたえ)」を奉織する機殿「八尋殿(やひろどの)」の守護神をお祀りされてます。毎年五月と十月の一日の早朝、奉織にたずさわる人々が集まります。下館(神服織機殿神社)の『神御衣奉織始祭』後、神職が移動されて午前九時から機殿をお守り下さる神々に「清く美わしく奉織できますように」と祈念する『神御衣奉織始祭』をこちらでも行います。四人の男子『奉織工』が麻糸で織り上げます。神御衣の織り立てが全て終了すると、五月・十月の十三日午前八時から、滞りなく奉織が出来たことを感謝する『神御衣奉織鎮謝祭』が行われます。麻続(おみ)氏が荒妙を奉織し、その祖神・天八坂彦命(あめのやさかひこのみこと)を祀られたと伝えられています。斎館にみえた神職の方がご親切に説明をしてくださいました。八尋殿(やひろどの)では、昔と同様の織り機ロウソクの灯をたよりに作業をされていました。(2023/10/1)
神服織機殿神社とお仲間の(ふたつでひとつみたいな)神麻続機殿神社へ訪れました。駐車場がないところにすこし不便を感じますが、ひっそりとしたたたずまいでこちらも素敵でした。田んぼのなかに緑がぼんっ!とあり鳥居があって… 遠くから見ると奥が暗くてよく見えないので、入るときはすこしドキドキします。
天照大御神にお供えする「荒妙」と呼ばれる麻の反物つまり、神御衣を作る八尋殿とその神社がココ!神宮では毎年春と秋、神御衣祭(5月と10月の14日)で、皇大神宮と荒祭宮にこの神御衣が奉られます…
とても静かで神聖な空間でした。風にざわざわする木の葉の音は心地好く、機織りの音が聞かれるような気がしました。あまりひとが参拝しないせいでしょうか、本当に聖なる空間でした。心身共に祓い清められました。駐車スペースは無いのでご注意下さい。
神服織機殿神社から歩いて20分程、漕代駅から歩いて40分程。静かな時間に浸れます。
田畑の中に鬱蒼とした森の中にあります。高い樹々に囲まれた中、神明造の社殿が並ぶ光景は荘厳な雰囲気です。伊勢神宮の所管社で祭祀の際には内宮から神官が来られるそうです。
名前 |
神麻続機殿神社 |
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ジャンル |
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住所 |
〒515-0126 三重県松阪市井口中町字井出ノ里675-1 |
HP | |
評価 |
4.5 |
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和歌山市から3時間、神聖な場所、機織りの場所、機織り機も見学。神主さんからのご説明頂きました。