稲付城跡に広がる静かな道灌の風情。
静勝寺の特徴
太田道灌公の菩提を弔う静勝寺、稲付城跡に佇む歴史ある寺院です。
毎月26日には道灌公の木像を拝める特別な一日が設けられています。
赤羽駅から程近く、静かで落ち着いた環境が魅力な曹洞宗のお寺です。
曹洞宗の静勝寺は、太田道灌が築いた稲付城の一角に道灌を弔う寺院を建立したのが始まりとされ、江戸時代を通して太田氏の菩提寺であった寺院。現在の本堂は、関東大震災後の1928年の再建ですが、伝統的様式で建てられていてなかなか立派です。境内の樹木は手入れがなされ、清掃も行き届いていて見事。5月中旬、新緑とツツジの花が綺麗でした。
座禅をしに朝5:45に向かいました。事前予約制で、参加料は300円で当日現金払いです。まず座禅のレクチャーがあり、座禅体験、その後お話が30分ほどあります。終わったのが7:30だったので時間に余裕を見て参加された方がいいです。座禅後にはチョコ1粒と緑茶のサービスがありました。お経のミニ冊子もいただきました。やって終わり、ではなくお話も長いのでガッツリ座禅をやりたい方にオススメです。
太田道灌が築いた稲付城址にあるお寺。東側から長い階段を登って辿り着く。階段からの突き当りに道灌堂あり。中にある太田道灌像が見られる。
静勝寺は、永正元年(1504年)太田道灌の禅の師匠雲綱が、彼の菩提を弔うため、太田道灌が築城した稲付城跡に道灌寺として創建したそうです。明暦元年(1655)に道灌の子孫太田資宗が堂舎を建立し、道灌(香月院殿春宛静勝大居士)とその父資清の法号に因んで寺号を自得山静勝寺と改めたとか。江戸城、川越で太田道灌の城または砦の話は聞きますが、こちらは初めて知りました。道灌堂は月命日の26日に拝観することが出来ます。山吹伝説が思い出されました。
7月26日は太田道灌公の命日、それにちなんで毎月26日に開扉してその木像を拝めることが出来ると聞いて伺って来ました。静勝寺が建立されている一帯は、道灌公が築城されたといわれる稲付城跡となる場でもあります。稲付城は江戸城と岩槻城を繋ぐ中継場所だそうです。また、目の前には日光御成道も通っていて岩槻人としては、血が騒ぐ散歩でした。細い細いくねくねした坂道を登りながら本堂へ…山門をくぐり趣のある参道を進むと道灌公のお姿と御対面!何度も何度も目に焼き付けました😁それから、稲付城西側の防御である「亀ヶ池弁財天」や日光御成道の宿場町の鎮守様「八雲神社」へまた、鎌倉、室町、江戸とそれぞれの時代に重要な拠点「岩淵渡船場跡」、荒川の赤水門と青水位門少し暑かったけど、時代や繋がりを感じながらの赤羽散歩でした♪
曹洞宗のお寺で太田道灌公をお祀りしています。親戚の一族の菩提寺ですが、山門と参道が歴史を感じさせられる趣のあるお寺。車で行くにはかなり狭い道を入っていくので、大型タクシーまでは大丈夫ですが、マイクロバスは厳しいかもしれません。
今はお寺ですが、その以前は太田道灌が築いたとされる稲付城跡でした。檀家用の駐車場もあります。
赤羽駅から坂を登ってすぐにこんな静かなところがあるとは知りませんでした。色々なイベントなども開催してくださっていて、肩肘張らずに伺えるお寺だと思います。
風情のあるお寺ですね。
名前 |
静勝寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-3900-4455 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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気になっていた。帰宅の電車が赤羽駅に差し掛かると、小高い丘の上に石段と山門が見える。疲れた身体には途中下車してお参りする気力は残っていなかった。天気に誘われる様に訪れたが、車窓から見えるお寺ではなかった。太田道灌と縁のある城趾とお寺であるとのことだった。