山頂の史跡、名城の美を探索。
青山(佐田)城跡の特徴
大分県宇佐市に残る主郭部の空堀が圧巻です。
1399年に築城された佐田氏の名城を探索できます。
蜘蛛の巣がある道中でも歴史の魅力を感じられます。
1399年宇都宮親景が城井谷より移り佐田氏に改名し築城。その後大内、大友、細川氏の家臣となり1615年熊本転封に同行(現地案内板より)佐田小学校の向かいに登り口、説明板、駐車スペースあります。登り口から主郭まで歩きやすい道で赤テープがあり迷わずいけます、約40分でした。主郭曲輪群を土塁、広大な堀切で囲まれてて東側の石垣、堀切もお勧めです。
蜘蛛の巣が多く途中までしか行くことができなかったため。
主郭を周回する巨大の空堀あり、土塁あり、石垣あり。素晴らしい遺構群。このあたりにはないスケールの凄さ。各尾根の砦跡?も縄張りが微妙に違って不思議。地元の小学校のお手製看板が、癒やされます。
有名ではありませんが、主郭部の空堀、土塁がほぼ残り、名城だと思います。県道を挟み、佐田小の反対側に登城口が有ります。舗装された道を行くと右手に案内板があります。入ってすぐは急で、途中の倒木もあり不安に駆られますが、ピンクテープと手作り案内板を頼りに登城できました。主郭部は本丸を一段高くなり、東西北に一つずつ曲輪があります。主郭部(本丸、2、3、4郭)の周囲に横堀がぐるりと廻らされています。石積みが多用されており、空堀が土砂に埋もれず目視で分かる程に残っています。特に東の2郭の尾根方向の先端は鋭い堀切になっていました。主郭部とは別にB~Fの曲輪が有るそうで、そちらは諦めました。全て廻れば半日は掛かりそうです。
山頂に広く堀切があり史跡を訪ねる価値があります。
名前 |
青山(佐田)城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.6 |
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城郭放浪記さんの縄張図を頼りに見て回りました。佐田小学校横の公民館から、B・F・G砦以外の城域をめぐって戻るまで、4時間半ほどかかりました。以前にスズメバチを見つけて引き返したリベンジでもあり、否が応でも期待が高まっていましたが、大満足の探索となりました。岩盤や敷き詰められた石のおかげか、降雨量の多い地域にも関わらず、土塁や堀が明瞭に残っています。いくつもの堀を越えた目前に現れる石垣も見事です。九州には意義不明なほどに多い竪堀などの遺構が残る山城も多々ありますが、ここは想像するほどに整合的に思える縄張となっていて、まわってみてとても楽しかったです。アップした写真では魅力が伝わりにくいですが、自信をもってオススメできる城跡です。なお、FとGはEの後で、Bは反対側から登る予定でしたが、降雨のため断念しました。いつかまた訪れます。