旧亀岡家住宅で感じる明治の息吹。
旧亀岡家住宅の特徴
国指定重要文化財の旧亀岡家住宅は、明治時代に建てられた洋館です。
蚕種で財を成した亀岡氏の創意工夫が感じられる家屋です。
保原総合公園内にあり、外観と内部のギャップが楽しめます。
使われている木材、それぞれの居室の凝った天井、階段や床の間の床柱に施された意匠、ゆっくり時間がとれれば、どこまでもじっくり見られます。案内さんから沢山お話し聞きたかったのですが、コロナ禍なんで、お互いのために遠慮してしてお暇しました。ただ、入館料金を払うと頂ける、A4サイズの紙にも、色々説明が書いてありますから、そちらを読むと、サラっと見ただけでは気づかないデザインや、工夫が分かります。色んな木材を使っていて、でも決して嫌味じゃない豪奢な建物で、観にきたかいがありました。
和洋折衷のある意味変な建物(褒めてます)で、当時の施主や設計者、大工さんらの創意工夫が感じられてとても良い。しかし傷みが…。ペンキ塗りだけでも早急にして欲しい。もったいない!
「旧亀岡家住宅」は明治時代に建てられた洋館を広大な保原公園内の一角に移築してきた史跡建物です。貴重な建築物と言う事で国の重要文化財に指定されています。内部見学は有料となりますが保原地区の歴史資料館とのセット料金です。外観は明治のハイカラな洋館ですが、内部はほとんどが純和風の仕上げとなっています。このような建築は擬洋館と言われ明治時代の地方には事例が多かったとの事です。和風とは言え、贅を尽くした内装で一見の価値はあります。
伊達市保原町大泉字宮脇の保原総合公園内にある、国の重要文化財の旧亀岡家住宅。明治37年(1904)頃に蚕種製造を手掛けた亀岡家が桑折町に建築し、平成7年(1994)に伊達市保原総合公園内に移築されました。家族や子供たちが遊ぶ公園内で、ひと際目を引く重厚な建造物です。
ハイカラな感じがして良いですね😄
窓だらけで洋館にしても不思議な外観の理由は中に入ると分かります。西洋風の生活は嫌だけど洋館風の建物には住みたかったようで外観は洋館ぽいですが一歩中に入ると旅館や古民家です。
義洋館というだけあって、外側と内部のギャップが良かった。大工さん達の資料も良かった。
蚕種で財を成した亀岡さんの屋敷を移築したもの。見た目は洋館、中身は和室というギャップがまずたまりません。見学の際は、解説ボランティアの方を依頼することをおすすめします(別料金無し)。ただ眺めるだけではスルーしてしまうような、階段の手摺や床の間の天井など、細かい部分までこだわりにこだわった素材や技術がふんだんに盛り込まれていることを知ることができるでしょう。歴史的建造物に興味がある人は、ここを目的地にして訪れる価値ありです。
明治後期、養蚕家の亀岡正元によって建てられた洋館。公園のグラウンドや遊具の横にいきなり現れるミスマッチな雰囲気。黄色と茶色の2色が特徴的で、国重要文化財に指定されています。
名前 |
旧亀岡家住宅 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
024-577-3221 |
住所 |
〒960-0634 福島県伊達市保原町大泉宮脇265番地 字 |
HP | |
評価 |
4.1 |
周辺のオススメ

福島県伊達市保原町大泉地区の保原総合公園敷地内にある国指定重要文化財の「旧亀岡家住宅」です。亀岡邸のひなまつりが2024/2/1〜3/3(日)までの9:00〜17:00(入場は16:00)まで開催中です。入館料は大人210円です。江戸時代の享保雛や七段飾り・吊るし雛が展示されていました。外観は洋風で内部は和風の珍しい建築物です。木造擬洋風建築の「旧亀岡家住宅」は、1904(明治37)年ごろ、桑折町伊達崎字小和助の約4600平方メートルもの広大な敷地に座敷・居住棟の洋館が建てられた。86年に解体後、95年に現在の地に主屋だった洋館のみが移築復元された。(福島民友新聞より)