弘法の水、流れる癒し。
弘法の水の特徴
弘法大師ゆかりの弘法の水が流れ、心を癒すスポットです。
澄んだ水質を誇る生駒山地に沿った湧水が特徴です。
鎌倉時代の笠塔婆が見守る歴史深い場所であります。
現在は飲むことはできませんが、『弘法の水』と名付けられた湧水があります。中にある笠塔婆(かさとうば)と呼ばれる石碑は700年以上の歴史があるそうです。
説明看板の下に「水質検査の結果 生水は飲まないようにしましょう」と別の看板が出ています。水が出ている箇所にこれを掲げてもいいと思います。
暗越奈良街道沿い 『弘法の水と笠塔婆』谷あいから流れる澄み水は生駒山地に沿ってMg・Caを多く含んだ硬水脈が湧き出ている模様 難所の暗峠を行き交う人々を癒したみたい 鎌倉時代1284年建立の笠を乗っけた笠塔婆(181㎝)を基にした石柱が在ります。
夏の暑い時でも冷たい水が流れ出ています。今は衛生上の事情で飲むことは出来ませんが、昔は急な坂を登り切った後の恵の水で美味しく頂いてました。
説明の看板曰く、弘法大師との関係はよくわかりませんが、ミネラルを多く含む飲料水として昔から愛飲されていたとのこと、‥が!その下の表示曰く、「水質検査の結果、生水は飲まないようにしましょう」って、なんやそら。なお、もともと建物があるのですが、中をのぞいても水らしいものはなし。足元の水路に目をやると、パイプから2箇所ほどお水がチョロチョロと。注意表示も相まって、口にする気にはなりませんでした。建屋の中には、石仏の他にちょっと休憩できるベンチもあります。
名前 |
弘法の水 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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弘法大師ゆかりの「弘法の水と笠塔婆」。谷あいから湧き出すこの澄んだ水は「弘法の水」と呼ばれ、毎朝、一升瓶や水筒を持った人々が飲料水として汲みにくる姿が見られます。生駒山地の標高約400メートルの谷あいには、マグネシウムやカルシウムを豊富に含んだ硬水脈が連なっています。この硬水脈が、古くから人々の往来で知られる暗越奈良街道の難所、暗峠付近で地表に湧き出し、旅人を潤してきたと考えられます。かたわらには、いくつかの石仏が並んでいます。その中の右手奥には、特に高い石柱が立っています。これは、かつて笠を載せていた笠塔婆で、高さ181センチ、鎌倉時代中期の弘安7年(1284年)に建てられたものです。石柱下部には、阿弥陀如来坐像と「南無阿弥陀仏」の文字が刻まれ、往来の旅人の安全や、近くの神感寺との関係が考えられます。1978年(昭和53年)に東大阪市文化財に指定されており、私も弘法の水で喉を潤し、一休みしました。