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名前 |
御殿一本松遺跡(田中神社 旧所在地) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.5 |
御殿とは、徳川家康が造営した中泉御殿のことです。中泉にはもともと高天神城攻撃のための拠点がありました。鷹狩好きの家康は、獲物が多かったこの大池を臨む地に伊奈忠次に命じてほぼ城郭といっていい規模の邸宅を建設しました。御殿は天正15(1587)年に完成しています。一本松は、中泉御殿の南にあった「手長神木」が立っていた場所で、『中泉八幡宮領絵図』にも描かれています。また、小字「一本松」という地名が残っていました。現在の一本松は植え替えられたもので、新幹線建設の際に若干場所が移動しているようです。御殿の範囲は、おおよそ駅南のファミリーマートのある通りからこの一本松あとまでと考えてよさそうです。往時は、このすぐ南に大池の畔がせまっており、数多くの野鳥が集まっていたのでしょう。家康は21回、中泉を訪れていたことがわかっているそうです。