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| 名前 |
須佐城跡 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
須佐城跡は、伊勢湾を見渡す丘陵の頂に位置し、平安時代末期から戦国時代にかけて築かれた歴史ある城址です。源頼朝に仕えた武将・須佐為基がこの地を領し築城し、その後、千賀氏が統治。1542年頃に勢力移動により廃城となりました。城跡は二つの候補地があり、特に「跡B」は帯曲輪や堀切、井戸跡らしき地形も残っており、史跡としての重みを感じます。現地は木々と雑草が生い茂り、はっきりとした案内板や整備は少なめ。しかし、それが魅力でもあり、自分の足で歩いて探す“冒険感”があります。登り口から主郭までの直登ルートは急坂で、足元のぬかるみや倒木などもあるので、歩きやすい靴と地図かGPSが必須です。特に城跡Bの尾根伝いの帯曲輪は広さ10m程度、主郭は南北約70m、東西約25mという規模感があり、当時の城の構造を体感できます。丘の上からは伊勢湾の眺望が開け、静かな遺構と自然が融合した景色が広がります。整備された観光地ではないけれど、そのぶん“発見する喜び”が大きく、歴史好き・城好きにはたまらない雰囲気です。地元の文化や自然にじっくり触れたい人にはぴったりです。