茂木佐平治邸で味わう歴史と文化。
野田市市民会館(旧茂木佐平治家住宅)の特徴
国登録有形文化財に指定された、茂木佐平治家の壮麗な邸宅です。
キッコーマン創業家の歴史を感じられる、趣ある純和風の大型住宅です。
大正13年に建てられた豪商の邸宅で、懸魚に亀の彫刻があるのが魅力です。
国登録有形文化財。旧醤油醸造家、茂木佐平治家邸宅。贅を尽くした造りである。使用している木材はほとんどが柾目で、一枚板や一本柱。欄間の透かし模様や化粧室の寄せ木細工の床等、目に入る物全て意匠を凝らしている。水洗トイレや2mも深い床下倉庫などの工夫や細かな飾りが、見る者を飽きさせない。これも、ボランティアガイドの説明のおかげである。質問にも親切に答えてくれるので、楽しい時を過ごさせてもらった。丁度、ボランティアグループによる、雛祭りの飾り付けをしていた。いくつもの雛壇が展示されるとの事。また、3月5日は、三年ぶりの茶会が開催される予定。例年、沢山の着物姿の人で庭まで溢れかえるとの事。その華やかさは見惚れてしまうでしょう。庭園は、国登録記念物である。こうした趣きある建物は、CMやドラマのロケにも使用されている。今百年という年月を経て活用されているのは、茂木家や野田市の強い意志と努力によるものだろう。
キッコーマン一族の古民家。重要文化財になってます。一部の部屋は時間で貸し出ししています。古い時代の撮影にはいいかも知れません。コスプレ撮影で借りてる人もいました。ガイドさんが居て案内してくれました。大正時代の建物です。茶室もあり、借りる事が出来るそうです。
行ってみて良かったと思える場所に、あとどれくらい出会えるのかな、と思ってグーグルマップに手を伸ばす自分を、ちょっぴり褒めてあげたい今日の一日でした(笑)この野田市市民会館、旧茂木佐平治邸。すごいです。半端でない、素敵な空間がここにあります。…多分、市民会館という言葉のイメージが現実に追いつけないんでしょうね(苦笑)大正13年に建てられた、キッコーマン醤油の創業者の一人である茂木佐平治氏の邸宅を、昭和32年に市民会館として一般開放。将棋の羽生名人(当時)の名人戦や、竜王戦などのタイトル戦の会場になったり、吉永小百合さんのアクオスのCMに使われたり、天皇の料理番の撮影場所になったり。特に今回は「むらさきの里」のガイドボランティアの方の丁寧な案内と説明で満足度120%でした。自分達だけだったら、台所の地下貯蔵庫なんて、絶対気付きません(笑)他にも、いぶし銀のごとくの、もーーのすごい贅沢を目にして、100年の時間旅行を満喫しました。次回は、時間を十分に取って、閲覧コーナーを楽しみたく。地道な仕事にこそ、敬意を表したいですから。 祈、弥栄。開館時間 9時〜17時休館日 火曜日、年末年始入館料 無料貸し部屋は2ヶ月前から予約可能。
野田市には、のだ温泉のために来たのだが、キッコーマンゆかりの地だと知った。もともとお醤油を製造していたお店が五つだか7つほどが共同して立ち上げた様だ。そのKIKKOMANの創業者、茂木さんが住んでいた場所。野田市が管理しているので無料なのに手入れが行き届いている。ただ見るのもいいが、ボランティアさんの詳しい話を聞くと興味がさらに湧く。五つある入り口。亀のマーク。障子の小窓。庭について。シャワー実行、髪を切るところにはまいにち床屋さんが来ていて、その床屋さんがまだあること、給仕室、その下にあるひろーい貯蔵庫、昔の冷蔵庫、木のこだわりや細工…聞けば聞くほど茂木さんの財力に驚くばかりだし、大正時代から多々の天災を生き残ったこの建物自体が素晴らしい。隣には郷土資料館があり、醤油製造の道具や、茂木さんコレクションの一部、野田市から出土した土器などが無料で見られる。
キッコーマンの創業一族である茂木佐平治家の元居宅です。とにかく良質な部材を惜しげもなく使い、丁寧に精巧に施工されている事が素人目にもよくわかります。廊下の敷板部分も寸分の狂いもなくピッタリ板と板が組み合わされ、しかも上に乗ってもミシリとも音はしません(写真参照)。なんという職人芸でしょうか、気持ちいい!(笑)。 収まるべきものがキッチリ収まるべき場所に存在して素晴らしい仕事をする、というのは建築調度に限らず中々あるものではありません。見ているだけでカタルシスが作用し、何やら爽やかな気分になってしまいました(笑)。こういう大金持ちの旧家というものは成金と違って実にシブい富のひけらかし方をするんです、ご紹介しましょう。まずは玄関入口車寄の柱から。何も言われないと、そのまま通りすぎてしまいそうですが、コレ製材業者でも一生に何度も扱えないとされる貴重な「四方柾目柱」なんですよね。柾目とは木の中心を通る直径方向にカットした部材の事で、真っ直ぐ並行に流れる木目が美しいのですが、柱の四面全部ともなると木材のごく一部分からしか取れないため元の樹木自体が大木である必要があります。さらに断面はキレイな真円で幹が根本から同じ太さで上まで成長しているものでなくてはならず、そんな杉の個体は滅多に無いのですよ。玄関に上がると、これまた継目のない幅4メートルはあろうかという踏板が迎えてくれます。巨大ながらも節穴が無いキレイな一枚板でイチョウの木とも言われています。しかし正確なところはまだ分からないのだそうです。元はどれだけの巨木だったのか、想像もつきません。大金持ちの普請道楽はまだ終わりません(笑)。次は広間の前にある一部畳敷の廊下にご注目下さい。見るべきは下の廊下ではなく天井の方です。ガラス戸上の長押と障子上の桟が、継目の無い長大な一本材である事に気づかれましたか?これだけの長さの部材を折らないように現地からこの場所まで運び出し、加工・設置するのには凄まじいマンパワーとコストが必要だったに違いありません。どうも真の金持ちというものは一見地味でなんでも無いように見えても、実はとんでもなく貴重な物だったり、凄まじい手間がかかっている、という見せ方がお好きなようです(笑)。見る人が見れば「なかなか良いモノをお持ちですな」となる筈で、実はそういう評価が一番嬉しいのかもしれませんね。
キッコーマン創業家の一つ、茂木佐平次家の邸宅として、大正13年(1924年)頃に建てられた瓦や柱は全て特注品という純和風の大型住宅建築。昭和31年(1956年)に野田市に寄贈され、それ以降市民会館として利用されている。平成9年(1997年)に主屋と茶室が国の登録有形文化財に指定。
大正末期に建てられた醤油醸造家の茂木佐平治邸で、とてもすばらしく国登録文化財になっています。昭和31年に野田市に寄附され、部屋の見学だけではなく、貸し出しも行われています。2月末頃立ち寄たので綺麗なひな壇が飾られていました。敷地内に郷土博物館もあり見応えがあります。しかも無料とは驚きです。
江戸時代から始まった醤油産業により栄えた野田にあり、大正13年頃に野田の醤油醸造家であった茂木佐平治氏が建てた邸宅です。醸造家のお家だけあって広く、当時の暮らしぶりが良くわかりました☺️ガラスが創建当時のもので、見ていて飽きませんでした😅野田市の市民会館なだけあって、主屋の中に図書閲覧コーナーがあり、また私が訪問した際には、サークル活動や撮影などしてる人が多数いらっしゃいました😆市民会館の隣に郷土博物館もあるため、見学だけでも1〜2時間は楽しめると思います!
千葉県野田市はキッコーマンの本社もある醤油の街です。醤油で栄えた街には醤油にまつわるスポットがそこかしこに点在しており、こちらもその一つ。キッコーマン創業家の一つである茂木佐平治の邸宅を開放して市民会館として利用しています。醤油で財をなした豪商の暮らしむきがわかる和風の豪邸で、キッコーマンの亀型の紋をあしらった欄間や見事な庭園などの見どころがあります。そしてこの貴重な文化財を無料で開放しているところも素晴らしい点。維持管理にそれなりに費用もかかるでしょうが、これからも頑張ってください。ドラマなどでの撮影でもよく使われるようで、案内をしていただいたガイドさんからこの部屋は佐藤健くんが天皇の料理番で料理を作った部屋だとか色々と教えてくれました。
名前 |
野田市市民会館(旧茂木佐平治家住宅) |
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ジャンル |
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電話番号 |
04-7124-6851 |
住所 |
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HP |
https://www.city.noda.chiba.jp/kurashi/kyoiku/bunka/1000585/1000586.html |
評価 |
4.2 |
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2013年10月17、18日に第26期竜王戦第1局が「松の間」で開催されました。玄関を上った所に森内俊之名人と渡辺明竜王が揮毫した色紙が飾られてあります。野田は「近代将棋の父」と呼ばれている十三世名人・関根金次郎氏のゆかりの地で、野田市東宝珠花に顕彰碑とお墓があります。