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名前 |
岩船あたご燈籠 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
当尾の愛宕燈籠といえば、東小バス停横のものが有名ですけど、他にも2つあります。一つは穴薬師、もう一つはこの岩船地区に立っています。道路から細い脇道を下った交差点に後向きに立っていますから、当尾を散策して見つけるのはなかなか難しいかと思います。三角柱の石の中心に四角の穴をきれいに穿って火袋にしており、下には「春日(白)山社」と拙い字が彫られていますね。高さは2m位で不定形ながら板碑の形に近く、東小のものと違って全体的にゴツゴツした印象のある燈籠で、その奇妙な形から、他の2つと同じく当尾でお化け燈籠と呼ばれるものの一つになります。ただ、燈籠の穴と文字、石の切り出し方の加工精度がミスマッチで、元々別のものであった石造品を再加工したのでは?と思いたくなる感じがしますね。この愛宕燈籠の成立経緯もよく分からないので、当尾の謎の一つにしておきましょうか。