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名前 |
名古山弥生住居跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
姫路市指定史跡名古山弥生住居跡約一九〇〇年前の弥生時代につくられた竪穴建物跡で、一九六〇年の発掘調査で発見されました。平面は、長径約八メートル、短径約六メートルの楕円形で、四本の柱跡が確認されています。建物中央には直径約一メートルの灰が詰まった土坑があり、床面の外周がドーナツ状に一段高い高床部を持っていました。この建物内からは、砥石に転用された銅鐸の鋳型片をはじめ、土器や石器、玉類などが出土し、市の重要文化財に指定されました。鋳型は、全国で初めて出土したもので、当時、銅鐸鋳型はすべて砂型と考えていた考古学の常識を覆す大発見でした。名古山では、このほかにも古墳など多くの遺跡があったことが知られています。平成二十八年三月姫路市教育委員会かつて覆元されていた住居跡(1972年焼失)