名前 |
荒滝山 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/machizukuri/chuusankan/tanoshimu/1006301.html |
評価 |
4.0 |
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築城年・築城者は不明ですが、この山には天文年間(1532〜1555年)に大内氏重臣で長門国守護代であった内藤氏が荒滝山城を築城し、居城としました。この城は戦時に籠る詰め城で、普段の生活は麓の今小野の館でしていたと考えられています。山頂の主郭を中心に東側に出丸、西側の西郭の3つの郭群で造られています。尾根伝いに攻めよせる敵の侵攻を防ぐため、郭周囲を堀切りで固め、北側の斜面には畝状空堀を築くなど戦国末期の山城の特徴が見られます。江戸時代に入り城は廃城となりましたが、山頂は狼煙場として活用されたようです。山頂からは、南の瀬戸内海から内陸方面の吉部盆地・美東・秋芳地域など広範囲を展望でき、当時は要衝地だったことでしょう。