三重塔と絶景、心に響く。
国宝 向上寺 三重塔の特徴
向上寺三重塔は、1422年建立の端正な国宝です。
幼少期に平山郁夫画伯が絵を描いた、潮音山公園に位置しています。
瀬戸田の商店街から徒歩15分で到着、亀の首地蔵さん側も便利です。
瀬戸田町出身の日本画家 平山郁夫画伯が、幼少期によく絵を描いていたという潮音山公園 向上寺。国宝である三重の塔越しに見える穏やかな瀬戸内の風景は、これぞ”尾道しまなみ海道”というシーンと言えます。しおまち商店街から伝う参道は、美しい林の中を通る遊歩道で、とても豊かな自然が迎えてくれるのですが、「案内地蔵」といわれる小さなお地蔵様がやさしい表情で頂上までの道のりを表してくれます。観光の際に訪れていただくのはもちろんですが、しおまち商店街周辺に宿泊施設が多くありますので、瀬戸田に泊まられて翌朝、朝食前のお散歩がてら歩いて回られることをおすすめします。
瀬戸田のしおまち商店街側からも、瀬戸田港側からも、亀の首地蔵さん側からでも、いづれも徒歩15分くらいで向上寺に到着です。そこからもう少し石段を登ると三重塔があります。石階下から見上げる三重塔も美しいです。登山口と言う看板を見ると少しひるんでしまいそうですが、運動靴を履いていれば難なく登れますので瀬戸田を訪問した際には是非一度登ってみてください。三重塔からの眺めは抜群です。
1400年代に建立された端正な国宝の三重塔です。見晴らしの良い場所にあるにも関わらず、きれいに残っています。車で本堂近くまで行けるようですが、道はかなり狭いです。町からは10分ぐらい山道を歩けば行き着きます。
瀬戸田の「富士本店」にレモン🍋を買いに行きました。車を置かせてもらって散策、しおまち商店街の「岡哲商店」で1個90円のコロッケを食べるのが定番。それから瀬戸田港で三原行きのフェリーを眺めていると、何か感じるものがあります。商店街を戻り、途中から左折して「向上寺国宝三重塔」に向かいます。かなりの登りで、他の人とはまず出会いません。途中で右手に耕三寺と未来心の丘が望めて感激です。順路に従い進めば展望台があり、そこからやや下が目的地です。記念撮影をして階段を降りると、拝観料100円を投入する賽銭箱がありますので、お支払いして帰途に向かいます。国宝の拝観と瀬戸田の景色が一望できたことに、心から感謝したいと思います。
しまなみ海道生口島にある曹洞宗の寺院、耕三寺を見学したあと徒歩で移動できる、潮音山中腹にあり、参拝にはチョッと急な坂を登る必要があります。三重塔(塔婆)は国宝指定の由緒ある建造物で、派手さは有りませんが趣がある立派な塔です。
国宝の三重塔とここから見る景色が素晴らしいです。三重塔は、色合いといい、形が非常に良いです。平山郁夫がスケッチした場所が所々にあります。海の青が、綺麗です。
名前 |
国宝 向上寺 三重塔 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0845-27-3377 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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向上寺三重塔(国宝)広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田(しまなみ海道 生口島)和様を基調とし唐様を取り入れた朱塗りのみごとな三間三重塔婆です。1432年(永亨4年)に建てられ、 国宝の三重塔の中では最も新しいものです。 この塔の特徴は組物に入れられた 装飾彫刻です。尾垂木下の二手先目の肘木先端に 見事な彫刻が施され、その彫刻は、 植物の葉を抽象化した若葉という 図案になっています。色彩と、力強い刻線が あいまって強烈な印象を与えています。また、各重に花頭窓を配し、四隅の親柱の 飾付けには珍しい逆蓮華(蓮の花を逆に かぶせた形)が見られます。建立年が明らかで、唐様の手法が極めて濃厚で 、細部にも特色ある手法が多い点から、禅宗寺院の 塔婆として建築史上貴重なものです。(お寺のホームページから)