縄文土器の魅力、文化センターで発見。
平川市郷土資料館の特徴
文化センターの一角に位置し、アクセスが便利な場所です。
縄文土器が多く展示されており、見応えがあります。
コンパクトなミュージアムながらも、充実した内容です。
縄文土器が沢山展示されています。
2021年12月4日に見学しました。青森県立郷土館が、現在閉館しており、所蔵品コレクションを巡回展で公開していたので訪れました。市内各所に縄文・弥生・古墳・中世・藩政期などなど、多くの遺跡が点在しています。特に目を引いたのは、籾圧痕のある弥生時代の土器と末期古墳から出土した蕨手刀です。弥生時代、陸奥湾内沿岸部には、砂沢や垂柳遺跡に見られるように水稲栽培が行われていたことが実証されています。しかし、十三湖沿岸部は、低湿地帯で耕作適地とは、言い難い状況だったようです。平川市周辺で水稲栽培を行っていたか、あるいは、陸稲栽培だったのか、今後の調査に期待したいと思います。稲作と生産性の詳細が判明してくると、安倍氏による奥六郡支配以前の米代川水系地帯や津軽平野部の部族社会の姿が、おぼろげながら見えてくるような気がします。
名前 |
平川市郷土資料館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0172-44-1221 |
住所 |
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HP |
https://www.city.hirakawa.lg.jp/bunka/bunka/kyoudoshiryoukan.html |
評価 |
3.3 |
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文化センターの一角にある、コンパクトなミュージアム。