菖蒲ヶ谷池の思い出 舞い戻る公園。
菖蒲ヶ谷池記念公園所在地 掛川市下俣訪問日 2024/1/31開発によって消滅した「菖蒲ヶ谷池」の思い出を記した記念碑が建つ小さな公園です。また、大正6年(1717年)に寺ヶ谷下池から水を引く為に造られた手掘りの水路隧道にちなんだと思われる遊具(隧道あそび)が一つありました。「菖蒲ヶ谷池の思い出」平成22年(2010年)、掛川市•,袋井市の新病院建設及び周辺の開発に伴い埋め立てられた菖蒲ヶ谷池は、水不足に苦しんでいた下俣地区をうるおす水瓶として、安永元年(1772年)に築造されたといわれています。大正6年(1917年)には、より多くの水量を確保するため「松浦才次」「大川原長吉」「袴田銀蔵」等によって、池の拡張と併せて寺ヶ谷下池より通ずる延長100m程の隧道(高さ120cm•幅60cm)が整備されました。菖蒲ヶ谷池は、農業用水はもとより防火用水の確保にも寄与するなど、地域の生活を支える重要な役割を担い、人々によって大切に管理されてきました。一方、子供達にとっては格好の遊び場であり水がきれいなこともあり、夏には先輩より泳ぎを教わる場として利用されてきました。また、年一回行われた、秋の池干しには魚やウナギを捕りに大勢の人が集まり大変ににぎわうなど、地域みんなの「溜め池」でありました。
名前 |
菖蒲ヶ谷池記念公園 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
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病院の横の池は病院が出来る前は、今よりももう少し大きな池だったなぁ。釣り人もいて、のどかでした。こちらは、駐車場が下池の方にもあり4〜5台、車ががあったけど、人は見かけなくてどこに行ったのでしょうか。