歴史的美しさ、煉瓦の水門。
甚左衛門堰の特徴
明治時代の遺構、埼玉県指定文化財の甚左衛門堰です。
煉瓦作りの美しいアーチ型水門が見どころです。
綾瀬川と伝右川の合流点に位置する歴史的重要建造物です。
草加市神明2丁目の甚左衛門堰。伝右川が綾瀬川に合流する地点に江戸時代に設けられたのが起源とのこと。煉瓦で出来た現施設は草加町が明治27年(1894)に改築した物。昭和58年(1983)隣に神明排水機場(県管理)が完成するまで約90年間使われという事です。手作業で焼かれたという黒いレンガを32,000個使用。総工費2,118円。当時の国会議員の年間報酬が2,000円という事なので、ほぼ同等の金額を投じて改修されたという事でしょう。両端に塔(親柱)がありますが、埼玉県内にある塔付き水門の中では最古の物になるようです。またアーチの頂上部に向きを変えた石並びを施したり、レンガの向きを変えギザギザに見えるよう装飾されている点、アーチ脚部の迫受石など、県内にはこちらの他にもう一か所しかないという技法・デザインが使われている貴重な堰になります。埼玉県の文化財に指定されていることですし、せっかく貴重な建造物なんですから、景観の面でもう少し整えられると良いと思います。
札場河岸公園内にある甚左衛門堰です。この辺りにあった水田への水量を調整するため、綾瀬川と伝右川の間に設けられました。野口甚左衛門が設置したので、甚左衛門堰とのこと。横黒煉瓦を約3万2500個使用し、「オランダ積」あるいは「イギリス積」で造られており、目を惹きます。もっと綺麗に整備すればいいのにな。
よくも保存している。
流路からは切り離されています。
レンガ組みがキレイです。今は水を止めているので池の水は汚れています。
夏は蚊がたくさんいます。虫除け必須です。のんびりしていて良いですよ。
かっこいい。煉瓦造りっていいですね。今はその役目を終えているようです。
煉瓦作りの心地よい場所🧱
いいね 歴史的建造物 煉瓦造りの水門。
名前 |
甚左衛門堰 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.4 |
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明治時代の遺構が見れます。遊歩道があり、のんびり散策できます。