明治の情熱が宿る芝給水所。
旧芝給水所の遺構これらの遺構(保存施設)は、明治31年旧給水所で施設の一部として実際に使用されていたもので、近代水道の建設に従事した当時の関係者の情熱や技術力を後世に伝えるため保存しています。芝給水所の歴史芝給水所は、芝増上寺の北西部の高台に位置し、信濃小諸藩主 牧野遠江守康済の屋敷跡地に、芝給水工場として明治29年(1896年)8月に竣功、明治31年12月に淀橋浄水場から浄水を受け給水を開始しました。この給水所は、淀橋浄水場、本郷給水工場と共に、東京近代水道の始まりとなった施設で、その後約100年にわたり、関東大震災や戦災に見舞われながらも、東京都民の暮らしに欠かせない水を送り続けてきました。旧芝給水所は煉瓦造りであり、東京における近代水道創設当時の高い土木技術を物語る文化的・技術的遺産です。芝給水所を改築するに当たり、先人の偉業を称え、旧芝給水所の一部を保存し後世に伝えるものです。平成14年2月 東京都水道局とのこと。大変意義深い場所。今後も長く大切にされたし。
名前 |
東京都水道局 芝給水所 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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東京都水道局芝給水所は年代を感じさせる趣のある建物で修復工事中。