源頼朝伝説の葦毛塚。
葦毛塚の特徴
源頼朝にまつわる伝説が息づく塚である、葦毛塚です。
道の真ん中に不思議と佇む、歴史深いスポットです。
地名下馬の由来となった、文化的意義のある場所です。
頼朝が葦毛の馬(≒白馬)に乗って鎌倉道を往還していたとき、その馬が沢にはまって亡くなったため、この地で弔うことにしたと言われています(異説もあるようです)。
道のど真ん中にある塚です。普通に考えれば道をまっすぐ通してその脇に塚を移設すれば済む気がするんですが、なぜそうしなかったのか理由が気になります。いわく付きだったりするんだろうか?
葦毛塚の辺りは、昔、蛇崩川が流れていました。そこには沼地で源頼朝の馬が溺れて亡くなったと言う説が有望です。今は蛇崩川は暗渠になっています。昭和39年から45年は暗渠ではなくて、普通の川が流れていました。その当時はドブ川で、大雨が降ると溢れます。最後は目黒川に合流します。
ここだけ道が二つに分かれていて不思議な空間になっています。「源頼朝が、葦毛の馬に乗ってこの地を通ったとき、その馬が何かに驚いて沢に落ち込んで死んだという。また、一説に鎌倉将軍の世、この地の領主北条左近太郎が仏経をもってでかけたが、その葦毛の乗馬が突然たおれたのでここに埋めたともいう」と案内板があります。
源頼朝にまつわる伝説が残されている塚。道が塚を避けるように二俣になっています。
いつの間にか植樹されていた。
良く通るが、不思議。
世田谷区と目黒区の区境の道路中央に、「芦毛塚(あしげづか)」がある。掲示板によると源頼朝が藤原泰衡を討伐するために鎌倉を出発して、奥州平泉へ向かってこの土地を通った時のこと、頼朝が乗っていた芦毛の馬が死んだので埋葬したと記されている。
付近の地名である「下馬」の由来にもなっている塚。かつて、源頼朝が乗馬にて付近の蛇崩川を渡った際に、芦毛(葦毛:白っぽい毛の馬)の馬が何かに驚き暴れだし、そのまま川の深みに落ちて死んだという。その馬を祀ったという伝説が残る塚。その事故があって以来、皆、蛇崩川を渡る際は、馬から下りて(下馬)引いていったとのこと。
| 名前 |
葦毛塚 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
03-5722-9480 |
| HP | |
| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
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昭和5年の区画整理の際、周囲を船形にコンクリートで土どめして保存することとなったとのこと。自転車で来ると色々楽だと思います。