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| 名前 |
旭地蔵 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
|
案内板によれば新宿区指定有形文化財(歴史資料)旭地蔵(あさひぞう)指定年月日 昭和六十年八月二日元は、旭町(現在の新宿四丁目)にあったため旭地蔵と呼ばれる。玉川上水に入水し亡くなった人を供養するため、寛政十二年(一八〇〇)七月、上水の北岸に内新宿の宿場の人々により建立された。地蔵事は、「三界万」とまれた事度に座し、右手に、左手に割菜を持つ。筆座の下には地蔵尊建立後に加えられた円筒状の台石があり、十八名の戒名がまれている。十八名は、寛政十二年から文化十年(一八一三)の間に内藤新宿で不慮の死を遂げた人たちで、このうちの七組の男女は道ならぬ仲を悲しんで玉川上水で心中した遊女と客であると推定されている。旭地蔵は、明治十二年(一八七九)の道路拡幅に伴い成覚寺に移されたもので、横に建つ旭地蔵移転記念理には、焼中・茶屋中・芸妓中など多数の人名が刻まれ、この地蔵尊に対する信仰の厚さを物語っている。令和五年十一月三十日新宿区教育委員会。