庶民信仰の源、豊島長崎の富士塚。
豊島長崎の富士塚の特徴
江戸時代から信仰され続ける富士塚の一つとして重要な文化財です。
約8mの高さを誇る立派な富士塚は、石仏群が点在する神聖な場所です。
年に2日だけの山開きは、信者にとって特別な体験として親しまれています。
山開き、高度感があって本物より険しい区間あり。
高さ約8m、直径約21mある小山で、山腹は溶岩で覆われ、講碑や石仏等の沢山の石仏群が設置されている立派な富士塚。地元の富士講の方々によって文久二年(1862)頃に築造されたそうです(説明板記述)。訪問時の4月上旬、富士塚の樹木剪定作業が行われていました。強剪定し過ぎ印象はありますが、富士塚はしっかり維持管理されています。江戸時代築造の富士塚として原形が良く保たれていることから、豊島区重要文化財に指定されています。塚内は立入禁止で、外部からの見学となります。
毎年富士山山開きの時期に公開されます!
住宅街の中に佇む国の重要有形民俗文化財として指定されている富士塚。2022年の山開きは中止のようです。
中にはもちろん入れないけど、立派な富士塚です。
玉ねぎ持ってたくさんの豊かを持って行きます。
かなり立派な富士塚ですが、鍵がかかっていて普段は立入禁止になっています。
江戸七富士塚。重要有形民俗文化財。所沢の荒幡富士塚に行ってから富士塚に興味をもつようになり訪問しました。年に2日しか登拝できませんが、外から見ても立派です。溶岩のゴツゴツ感がいいですね。
大きくて立派な富士塚。あいにく、柵が閉まっていて入れませんでした。
名前 |
豊島長崎の富士塚 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.8 |
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江戸時代、庶民に広まった富士山信仰で、各地に富士山を模して作られた人工の山「富士塚」の一つ「豊島長崎の富士塚」(東京都豊島区高松二、国重要有形民俗文化財)が七月一、二日の両日、お山開きする。開山は新型コロナ禍で四年ぶりだそうです。豊島長崎の富士塚は高松富士浅間神社境内にあり、高さ八メートル、直径二十一メートル。一八六二(文久二)年、地域で富士山を信仰する「富士講」の一派「椎名町元講月三講」の人々が築いたと記されている。山肌は富士山から運んだ溶岩が覆い、石のほこらや石碑などが立ち並ぶ。江戸時代の様子が残っているとして一九七九(昭和五十四)年、重要有形民俗文化財に指定された。段は外から見られるだけだが、毎年七月の最初の土曜日曜に開山するそうです。