葛飾の真間で思い出をなびかせる。
名前 |
山部 赤人 歌碑(万葉集 巻三 四三三番歌) |
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ジャンル |
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住所 |
〒272-0021 千葉県市川市八幡4丁目2−1 全日警ホール |
評価 |
4.0 |
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令和7年1月20日見学【 題詞 】過勝鹿真間娘子墓時山部宿祢赤人作歌一首葛飾の真間のおとめの墓を過ぐる時山部宿禰赤人が作る歌一首勝壮鹿乃 葛飾の真々乃入江尓 真間の入江に打靡 うち靡(なび)く玉藻苅兼 玉藻(たまも)刈りけむ手兒名志所念 手児名(てこな)し思ほゆ巻3 四三三 山部赤人【 現代語訳 】葛飾の真間の入江にうち靡く藻を刈り取っていたに相違ない手児名のことがしのばれる縄文時代には「縄文海進」により一帯が海であった真間の入江。この地に暮らす娘「手児奈」は男たちにみそめられたが、自分のことで人が争ったり傷ついたりすることを憂い、真間の入江に自ら身を投げた物語が伝わる。山部赤人はこの地を訪れた際、手児奈に想いを寄せて歌を詠んだ。葛飾八幡宮の参道を進み随神門をくぐると、中ほど右手に歌碑が建立されている。