縄文時代の竪穴住居再現。
長者ケ原遺跡の特徴
全国に広がる翡翠の勾玉の工房が存在しています。
3000年〜5000年前の縄文期を体感できる遺跡です。
竪穴式住居の復元があり、当時の生活が想像できます。
住居用建物遺跡からヒスイが出てくる、石の加工をしていた痕跡も共通してあるとのことです。少し離れた寺地遺跡でも同じ様です、ヒスイを沢山作る事を仕事にしていたのでしょう。
長者ヶ原考古館から山道を歩くこと5分ほど。山中に広がる広場が長者ヶ原遺跡です。ここは北陸地方最大級の縄文時代の集落跡。広場にはいくつかの再現住居が並んでいます。住居内に入って縄文人の生活をしのぶことができる場所もあります。訪れた日は快晴で、いっぱいに日射しが降り注ぐなか、広場をめぐりながら遠い時代に思いをはせていました。
全国に分散している翡翠の勾玉の工房が有ったとも言われる遺跡です。ただ、全体の発掘率は数%とか。予算なんでしょうか?まー、ロマンですね。
長者ケ原考古館の横にある遊歩道を歩いていくと、遺跡のある広場に行けます。今回は、フォッサマグナミュージアムと長者ケ原考古館の共通券を購入した流れで、行ってみた次第です。先に考古館で色々見ていたので、遺跡で復元された住居などを見て回ると、何だか感慨深いものがありました。広場はかなり広くて、管理されるのも大変そうだなーと思いながら見て回りました。(ちょうど、最近草刈りしたばかりみたいでした。)広場の回りは木々が鬱蒼としていて海は見えません。でもきっと昔は、この高台の広場からは日本海を臨むことができたんだろうと思います。復元された住居は、中に入る事ができますが、出入口が狭く、足元もデコボコなので、注意が必要です。あと、藪蚊がいるので、虫除け対策してから訪れるのが無難です。(刺された時の為のかゆみ止め薬も⁉)
ゴールデンウィーク明け、5月中旬に行きました。風がとても心地よく、新緑がきれいでした。広場のようになっておりのんびりできます。
ブラタモリで、放映されたので、行ってみました。予想以上に、いい感じでした。5000年~3500年まで集落があったとのこと。縄文海進の時代なので、現代より海岸線が上だったはず。なので、やや内陸のこの場所に集落が作られたのかもしれません。逆に、集落がなくなったのも、海退のせいなのかもしれません。
竪穴式住居を復元してあります。これで全体の面積のごく一部だというから、当時の基準では糸魚川は大都会だったんだろうなぁ。
駐車場からぶらぶら歩いていくと竪穴住居があります。火起こし体験ができるみたいなので、次はやってみたいなと思いました。土器捨場という場所もありました。
竪穴式住居が本当にこんな形態だったのか?と改めて疑問が湧いてきました。中にまで自由に入れるのでそこが良いと思いますが。
| 名前 |
長者ケ原遺跡 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
025-553-1900 |
| 営業時間 |
[月火水木金土日] 9:00~17:00 |
| HP | |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
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縄文時代におけるヒスイ大珠/勾玉等の一大生産集落。くねくねと細めの山道をぬけると現れる広大な景色。タイムスリップしたかのような再現住居。何故か懐かしさも憶える既視感。再現住居は数あれどこちらは個人的に特別枠な遺跡です。時間がゆっくりながれている感じが良かった!