先祖の居城を感じる探訪。
湊城跡の特徴
湊城跡は市街地に位置し、先祖の居城を感じられる特別なスポットです。
昔の面影は薄いものの、歴史的な遺構に思いを馳せることができます。
土崎街区公園内にあり、周囲の雰囲気とともに歴史探索が楽しめます。
自分の先祖の居城。
安東氏史跡。2019年7月14日来訪。湊安東氏の居城。築城時期は定かではないが、南部氏によって、十三湊を攻撃され、蝦夷に逃れた安藤康季が築いたといわれる。湊安東氏は、1395年、康季の父である盛季の命により、盛季の弟鹿季が、出羽秋田郡に分家し、土崎湊を拠点として、同地を領していた上国安東氏に代わり支配したことが始まりといわれる。その後鹿季が湊氏を称し、秋田城介を名乗り、湊安東氏累代がこの地を支配したが、尭季の代に後継者を定めないまま亡くなったことで、檜山安東氏愛季により統合された。愛季が没し実季が跡を継ぐと、愛季の甥(弟茂季の子)通季が反乱を起こし湊合戦が勃発。反乱が実季により平定されると、実季は檜山城から湊城に拠点を写し、1599年から大規模な改築を行った。ところが、1602年、秋田氏(安東氏)は常陸に転封となり、代わりに佐竹氏がこの地に入部したが、佐竹氏の規模の家臣団の屋敷を構えるには、湊城が狭すぎたため、佐竹氏は久保田城を築き、湊城は破却された。現在跡地にある土崎湊神明社は、1620年に建てられたそうである。遺構は残っていないが、城址の説明板、湊安東氏顕彰碑が建てられている。
| 名前 |
湊城跡 |
|---|---|
| ジャンル |
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| HP |
https://www.city.akita.akita.jp/city/pl/pb/koho/htm/20020125/1-25-14.html |
| 評価 |
3.3 |
| 住所 |
〒011-0946 秋田県秋田市土崎港中央3丁目9−56 土崎街区公園 |
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市街地化しているため、顕在遺構はほとんどありません。周辺は壱騎町といい、安東氏の家臣で一騎当千のものが居住していたことによると記されていました。