安政5年の川底発見、北向きのお地蔵さん。
北向地蔵 (大津市昭和町)の特徴
北向地蔵の地蔵菩薩は、全国有数の存在感を誇ります。
目を閉じたお地蔵さんが、苦難を乗り越えた歴史を物語っています。
安政5年の大洪水から発見された由緒ある地蔵です。
説明書によれば、全国有数の地蔵菩薩で、御本尊の地蔵さんは、安政5年(1858年)の大洪水の際、相模川(新堀川)の川底より発見されたと伝えられ、眼を閉じているのは、幾たびかの風水害で、損傷、苦難を受けたと考えられています。近くの石坐神社のご神体(八大龍王)が「西向き」宝傳寺御本尊(天智天皇)「東向き」であるため、両者に背を向けない「北向き」に安置されたと考えられています。地蔵堂の御本尊は奈良時代(700年代)のものと思われ、4体の阿弥陀石仏と金剛仏一体、五輪塔上の願石など多くの石仏が祀られています。
北向きの地蔵さんとは珍しいものです。立派な建屋で、お花や供物で祀られています。お堂の周りも地蔵さんで囲まれています。井戸水の水場もありますが、煮沸推奨です。お地蔵さんは苦しむ衆生を一人残さず救うまでは天に帰らない覚悟をした、ありがたい菩薩なのです🙏
| 名前 |
北向地蔵 (大津市昭和町) |
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| ジャンル |
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| 営業時間 |
[火水木金土日月] 24時間営業 |
| 評価 |
4.8 |
| 住所 |
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いつも前向きに気持ちを向けてくれるお地蔵さんです。感謝してます。