群馬県、彫刻が素晴らしい神社。
宿稲荷神社の特徴
群馬県全体を見渡せる高台にある神社です。
江戸時代末期の美しい社殿と彫刻が魅力です。
地元の人が心温まる甘酒を振る舞ってくれます。
地域の小さな神社ですが、予備知識無しで寄ったら、びっくりしました。立派な彫刻がお社のまわりに配置されています。コンパクトな中に上品で荘厳な雰囲気の神社です。
田んぼの中にひっそりと立つ神社です。入り口に看板があり、森があるのでわかりやすいと思います。建物の彫刻が立派で見応えがありますが、周りの樹木で影になりやすいので双眼鏡を持って行った方がいいかも。正月三が日の時だけ御守りを配布しています。敷地にヒマラヤスギの立派な木があるので目印になります。
彫刻が素晴らしい神社です。毎年元日に初日の出を観に参拝に行っています。子供たちも毎年恒例の行事となり、元日だけはちゃんと早起きしています。
のほほんのんびりできるとこ。靴に蝶々が泊まり社殿に飛んで行きました。
素晴らしいときどきお参りするが、落ち着きとパワー、神聖さも感じられる。
北関東で、覆屋も無く容易に拝観出来る本殿としては屈指の精緻な彫刻を持つ神社で、彫刻師は名門石原家三代目・石原常八主計。この神社は常八主計の代表作と言ってもいいが、有名なのは熊谷にある妻沼聖天堂の貴惣門(父である二代目・常八主信と共に携わったが、実質的に主計が主導したと言われる)。この神社の彫刻は常八主計渾身の作品と言っても過言では無く、拝殿に於いては向拝周辺はもとより、扉4面に彫られた龍も秀逸。本殿は、海老虹梁自体が構造的強度を無視するかの如く龍が精密に彫り込まれ、向拝を支える柱も昇降の龍となっている。もちろん、胴羽目や脇障子も抜かりなく精巧に彫られている。地域の神社ではあるが、それを遥かに超越した芸術作品と言っても良い、惚れ惚れとする出来栄えに感動する。彫刻好きなら絶対に訪れるべき価値のある、素晴らしい神社だろう。三代目の名が残る作品は二代目に比べて遥かに少なく、他の代表的なものとしては、埼玉県羽生市の須影八幡神社が知られている。
境内は手入れされていて清々しく、空気が澄んでいました。拝殿や本殿の彫刻は迫力があり、その中でも龍の彫刻がインパクトがあり印象に残りました。おみくじを引いたら大吉でした!
宿稲荷神社(しゅくいなりじんじゃ)御祭神 宇迦之御魂神 波迩夜麻毘売神歴史・沿革宿稲荷神社は、創立年月は不詳ですが、大正元年(1912)十二月三日部落上部にあった椿名神社を合祀して部落の鎮守となりました。室町時代末期(戦国時代)の天文十年(1541)に大江氏の子孫が東国に下向の際、遠祖阿保親王の像を造り、平安時代初期の貴族・歌人である在原業平朝臣の住んでいた土地に勧請したという伝説があります。箕輪城主長野氏はその子孫と称するので、箕輪城ゆかりの神社と考えられ、箕輪城主・長野氏の崇敬を受け庇護されていた由緒正しい古社です。また、一説には江戸時代後期の文政十二年(1829)今城中納言藤原貞業、山城国伏見より勧請とも云います。神社は永禄九年(1566)の甲斐武田氏の箕輪城攻めの際の戦火により社殿を焼失。その後江戸時代後期の安政三年(1856)になり、時の領主・大久保氏の祈願所として再建されました。その際、大久保忠昌が名刀・備前長船を奉納しています。現在の社殿は江戸時代末期の文久年間(1861~1864)、元治年間(1864~1865)の頃の造営のもので、平成三年(1991)に改修されています。「宿稲荷神社社殿の彫刻」社殿を飾る見事な彫物は、勢多郡花輪(現群馬県みどり市)の石原吟八郎を祖とする石原流の彫師石原常造、石原常八・石原常八郎を中心とする彫刻師の手によるものであると云われています。彫刻の題材は、大蛇退治(正面向拝前部)、わが子を谷に落とす獅子(右側脇障子)、高砂の爺婆(北側外壁面)など古来からの伝説などの教訓的物語を図案化し彫刻したものです。榛東村指定文化財「宿稲荷神社獅子舞」創始年代は不詳ですが、江戸時代文久年間の創始と伝えられ、獅子頭は神社を造営した際の彫刻師石原常造(勢多郡東村花輪の人)の作といいます。当初は宿地区鎮守の椿名神社の獅子舞でしたが、大正元年(1912)当稲荷神社と合併したため宿稲荷神社の獅子舞となりました。流派は稲荷流、豪壮にして華麗で、新規工夫のあとも見られます。現在宿稲荷神社獅子舞保存会が継承しています。(「境内案内板及び石碑」「榛東村HP」「Wik」より)
初詣に出かける冷たい風が吹き抜ける中わざわさざ夕方まで地元の人が番をして暖かい甘酒をふるまってくれ感激する。
名前 |
宿稲荷神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0279-54-1226 |
住所 |
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評価 |
4.2 |
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群馬県全部が見えそうな位置に鎮座しています。特に本殿の彫刻が素晴らしい。庭もきれいだ。