博多の歴史感じる、承天寺の美。
承天寺の特徴
博多駅から徒歩10分、閑静な萬松山承天寺は魅力的な場所です。
饂飩、蕎麦、饅頭の発祥地としての歴史を持つ貴重な寺院です。
普段は非公開の庭園拝観ができる特別なライトアップイベントが魅力的です。
秋の夜のライトアップのイベントで2度ほど訪れたことがある承天寺。昼はまた違った雰囲気。お庭が有名な建物の中には入れませんが、外から少し見ることはできます。
聖一国師が開山。日本におけるうどん・そば・饅頭等の粉食文化や博多織の発祥地。博多祇園山笠の発祥地でもある。
博多駅博多口から出て右手のバスターミナル沿いに歩き、承天寺通りの終わりくらいにあります。博多駅から徒歩で10分も掛からない名刹です。饂飩、蕎麦、饅頭、そして山笠の発祥の地。入口門そばには石碑も建立されています。普段は玄海灘を表現した枯山水の石庭「洗濤庭」や仏殿には立入ができませんが、この日はうどんフェスのお茶体験の待合室として仏殿が解放されていました。仏殿から正面に見える「洗濤庭」は静謐な雰囲気で1枚の絵画のようでした。奥の泉水庭は紅葉には早い時期でしたがとても風情のある庭園で、葉が色付いたらまた違った美しさが見えると思います。
2023/11博多千年煌夜の最終日に訪問しました。この日は日曜日で沢山のお客様で賑わってました。ココの人気の石庭のライトアップが綺麗で感動しました。つい先日京都の龍安寺の石庭を観ましたが、博多の方がライトアップされてたからなのか綺麗でした。あと庭園もライトアップされて素敵でした。紅葉までは早かったみたいで、紅葉シーズンなんか綺麗だろうと思いました。博多千年煌夜の時は有料チケットで入りましたが、普段は入場料金は不明です。あと、ライトアップ期間中はお寺の駐車場は使えなくて、近くの有料駐車場に停めての見学でした。近くにもライトアップ会場があり歩いて廻る事できます。お寺巡りは京都が有名ですが博多のお寺も、京都みたいに大きくは無いですが歩いて廻るのも良いとおもいます。
萬松山 勅賜承天禅寺。仁治3年(1242年)創建という臨済宗東福寺派の古い寺院です。鐘楼(福岡市有形文化財)や仏殿「覚皇殿」をはじめ、開山堂や石庭などがありました。境内は真ん中を貫く承天寺通りで北東エリアと南西エリアに分かれていて、通りの入口には木造瓦葺きの立派な「博多千年門」もありました。
饂飩、蕎麦の発祥地の碑があるところです。趣があります。
博多祇園山笠、うどん、蕎麦、饅頭の発祥の地とされています。有名な話ですが、博多祇園山笠は承天寺の開祖、聖一国師が疫病退散のために、町人に担がれた施餓鬼棚に乗って祈祷水(甘露水)を博多の街に撒いて回ったのが始まりとされています。
博多駅のほど近くにこんな素敵な場所があったとは!まさに都会の中のオアシス。すごく落ち着きます。
とても綺麗で落ち着いた雰囲気のお寺です。うどん、蕎麦発祥の地として、石碑もありおどろきました。ここから日本全国にうどんやそばという文化が広まっていったのかと思うとすごいなと思いました。
名前 |
承天寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
092-431-3570 |
住所 |
〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目29−9 |
評価 |
4.2 |
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普段は檀家の方以外は入ることはできないので景色をのぞく感じになります。以前、柵を越えようとする観光客の方がいたので驚きました。11月に一般公開される時期があるそうです。開山された円爾(聖一国師:花園天皇からの諡号)が由来となっているうどん・そば、山笠、饅頭など、色々な発祥の地とされています。円爾さんが宋から帰国する際に悪天候に遭難し、筥崎宮の加護を祈ったところ無事辿り着けた経緯があり、それ以来、承天寺のお坊さんが筥崎宮にお礼に行く承天寺一山報賽式という行事が続いているそうで、神仏の繋がりが面白いなと思いました。筑前国続風土記を読むと、開山してほどなく、有智山寺(竈門神社の神宮寺)から悪まれて迫害されたり、兵火にかかって焼失したり、大変な目にあった歴史があるそうです。千年煌夜のときは中に入れて、いい機会でした。とても人気で人が多かったですが。