安産祈願の旧郷社、彫刻の美。
島護産泰神社の特徴
本殿の彫刻は本当に素晴らしく、圧巻の美しさです。
旧郷社格を持つ、榛沢郡の総鎮守として知られています。
安産祈願を目的とした神社で、多くの人が訪れています。
境内は広く、町内会の会館が隅にあります。社務所等は見当たりません。地方にはよくある静かな神社です。
旧郷社。旧榛沢郡総鎮守。御祭神:瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)・木花咲夜姫命(このはなさくやびめのみこと)島護産泰神社(しまもりさんたいじんじゃ)。資料によると、景行天皇の御代、日本武尊(やまとたけるのみこと)の東国平定の途中に、当所で皇運の隆昌を祈願されたという。旧称「島護明神」。社地の東北は低地地帯で、たびたび利根川の水難を被った。この地方は、南西島、北西島、大塚島、内ヶ島、高島、矢島、血洗島、伊勢島と瀧瀬、小和瀬、横瀬、中瀬の四瀬八島に分れ、これらの住民たちにより、当社を諸島の守護神として信仰したことにより、「島護」の名がついた。また榛沢郡の総鎮守という。天明三年(1783)の信州の浅間山の噴火、利根川の氾濫のときに、当地方で災難を免れることができたのは、当社の霊験によるものといわれた。文久元年(1861)年の辛酉の年、皇女和宮殿下の御降嫁の折り、中山道に面した鳥居前の社標に「榛沢郡総鎮守安産守護神」とある文字を御覧になって、篭を停め御翠簾をあげさせ、容を正して御遥拝されたので、村民は遥かに御宮を拝して、慈しみに感じ入り、弥さらに奉斎の念を深からしめたという。また安産の信仰から、周辺地域からも多くの参拝があるという。とあります。産泰神社(さんたいじんじゃ)は、関東北部に見られる神社で、総本社は群馬県前橋市にあります。近くでは他に本庄市四方田にもあり、御祭神が木花咲夜姫命であり、古くから安産に霊験ありと有名で、安産・子育てと共に子宝にも恵まれるともいうご利益があるそうです。このあたりは櫛挽台地の先端部に位置していて、当社のすぐ北には中宿古代倉庫群跡と言う埼玉県指定史跡になっている、古代榛沢郡の繁栄を記す史跡もあり、当社も相当の古社と想像されますが、この古さと郷社の規模からして、式内社の記録に無いことが、榛沢郡にはなぜ式内社が存在しなかったのだろうかと言う謎を呼んでいる様です。
変な名前だと思ったら、その名の通り安産祈願の神社だった( ・∇・)
旧郷社格、榛沢郡総鎮守。
安産の神様ですので、是参拝に来られ御札、腹帯、御守りなど購入されては👌4月10日の大祭には里神楽も奉納され、にぎやかですよ。トコロテンもサ-ビスしてお待ちしてます🙌
名前 |
島護産泰神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.1 |
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本殿の彫刻が素晴らしい。ところどころいたんだしまっている境内だが、中山道の歴史を表すものなので残ってゆくと良いなぁ、と思う。