歴史感じる湖北最大級の山城。
鎌刃城跡の特徴
続日本100名城の156番に選定された城跡です。
保存状態が大変良く、遺構がしっかり残っています。
眺望が素晴らしく、歴史を感じられるスポットです。
続100名城No.156⚫︎歴史 鎌刃城の築城時期に関してはよくわかっていないようですが、1472年に京極氏配下の今井氏が鎌刃城を攻めたという記録にはじめて名前が出ているそうです。湖北と湖南をつなぐ要衝に位置し、北近江の京極氏・浅井氏と南近江の六角氏がその領有をめぐってたびたび争ったいわゆる境目の城で、1570年に城主の堀氏は浅井長政から織田信長に寝返り湖北支配を任されますが、1574年に突然改易され廃城になります。⚫︎感想 11月下旬の平日に車で訪問しました。源右衛門カフェで100名城スタンプとパンフレットをいただき、番場資料館の駐車場に停めさせていただきました。事前に口コミなどで、滑落事故や山ビル店ハチなどの虫、熊対策用の鐘が設置されているなど…を見て、不安を抱えながらのスタートでした。結果としてかなり丁寧に整備されており、急で危険な斜面もありますが、登山用のロープが設置されていたり、山中で迷わないよう木にテープが道々に巻きつけてあったりと、地元の保存会の方の努力に感謝です。そうはいっても天然の要害なので、登山の格好とロープを使うため軍手は必須です。ルート:彦根42ガード→(滝谷林道経由)西曲輪→主郭→北曲輪→彦根43ガード所要時間:約2.5時間(トピック)•西Ⅱ→西Iと大石垣のルートはロープを使った登り降りでかなり急な斜面なので注意が必要です•見どころの一つの主郭を囲む石垣は主郭→北-1のルートから外れているので見落とさないように主郭正面右手から散策してください•源右衛門カフェでいただいたパンフレットが、かなり役に立ちます。初訪問の際のポイントやルートを的確におさえて解説されていますので是非入手してください(協力金もお忘れなく)
鎌刃城は湖江北と江南の国境線に位置する境目の城で湖北最大級の山城。北近江の京極氏・浅井氏と南近江の六角氏、織田信長と浅井長政の攻防の舞台となった城です。駐車場付近から約3キロ。獣除け金網ゲートから入って本郭跡まで約2km。往復2時間半の登山になりそうだったので登城は諦め、鎌刃城があったと思しき城山を遠巻きに見学するのみに。続日本100名城スタンプはCafe&Gallery「源右衛門」にある案内パンフレットボックスで終日おすことが出来ます。
麓から本丸までひたすら登りで結構キツイ。頑張って登れば広い本丸と櫓から見る景色で最高の達成感を味わえます。ここも熊が目撃されているみたいで対策をオススメします。
標高380m程の低山で登りは30分程度で、下りは20分もあれば降りれます。途中休憩や写真撮影の時間を入れても1時間ちょっとで戻って来れるでしょう。城跡全体をくまなく散策して説明書きとかを熟読したら2時間は見ておく必要はありそうですが。頂上の櫓の上からの景色はなかなか良かったです。
町屋橋手前の駐車場に駐車し攻城しました入口の高速アンダーは獣害柵になっているので、柵のチェーンを解き、いざ攻城です。最初から結構急な坂道が続きます空堀のような山道もあり、結構しんどかったですが地元の方が立ててくれている看板が随所にあり、ほぼ一本道なので、まず迷うことはありません危険な箇所には、おそらく地元の方々にが張ってくれたのでしょう虎ロープが張ってあり安全面でも◎です入口から主郭まで約30分でした。ぐるっと城跡を散策するのにプラス30分といった感じです北曲輪の大石垣や桝形虎口がはっきりと確認できるところが見どころで、土塁や石段、堀切なども立派で実にバラエティ豊かな見事な山城跡です南尾根筋の7段堀切は上級者コースで結構リスクの高いコースですが、鎌刃の名にふさわしく刃の上を歩くようなスリルがあって面白かったです。主郭にある物見櫓からの景色は絶景で伊吹山や琵琶湖も臨め北近江わが手にありという気分が味わえました。5月に攻城しましたが、ホーミングミサイルの様にぴたっと離れないアブや蜂、ヤブ蚊地面を歩きまわるトカゲやヘビなど愉快な仲間たちが歓迎してくれるので、虫よけなど一定の装備を備えておくことをお勧めします。
登城道の横が、結構な崖なので、注意が必要かと。城跡も、登城道も整備されています。主郭には、物見台もあります。ヒルが多いとのことなので、対策も必要かと。
続日本100名城スタンプは、麓のCafeu0026Gallery「源右衛門」に設置されています。店舗の外にあるので24時間大丈夫でしょう、パンフレット協力金100円はある方が良いと思います。番場資料館 駐車場(無料)に車を停めて登城しました。所要時間は登りはゆっくり1時間強、下りは40分程度でした。途中に道しるべが、1丁~14丁までありましたので分かりやすく良かったです、なぜか1.0kmって2か所に別々のところに表示があり困惑。笑トイレはありません、落ち葉や滑りやすいところがあるのでスニーカーよりもトレッキングシューズをお勧めします、飲料水なども忘れずに!4月下旬だったので、ハチもヒルはいません、熊や野生動物にも出会いませんでした。念のため、所々に設置されている熊除けを鳴らしながら、スマホで音楽を鳴らしながら歩きました。気温は低めで15℃程度でしたが風が心地よく気持ちの良いハイキング日和でした。
番場宿からだと高速道路の高架下をくぐり城に入っていく構図が面白い。熊には出会わなかった。山城なので基本上りが続く。片道40分ほど歩くと本丸に到着。街を見下ろすことが出来、南側にはまだ曲輪があったが時間の関係で北の丸方面だけで撤収。でも中々楽しめる。
鎌刃城跡駐車場に停め源右衛門カフェでパンフレットを頂き、43番ゲートから登城しました。すぐに番場城跡もあり(帰りに西郭まわりで降りてこれます)北郭に2つの展望台が設置されていて琵琶湖から伊吹山まで見渡せます。堀切、石垣、畝状竪堀群、そして虎口が綺麗に発掘されていて感動です。小谷城跡と並ぶ名山城ではないでしょうか。
名前 |
鎌刃城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.city.maibara.lg.jp/material/files/group/47/k-mp.pdf |
評価 |
4.2 |
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続100名城のひとつに恥じない歩きごたえのある山城。北郭から主郭、南郭、西郭と全て回ると相当広い。登山口から往復で2時間以上は見ておきたい。登山道は綺麗に整備されているが、道が大変狭く滑落したら無事ではすまない場所も多々ある。冬場は積雪する地域であり、登るにも季節を選ぶ。登山道〜北郭までは整備された歩きやすい道だが、尾根に堀切が連続する南郭、一気に降りなければならず、畝状堅堀切が続く西郭は難易度が高いと思う。登山道に熊よけの鈴があるので熊が出没するようだ。熊には出会わなかったが西郭では鹿を何匹も見た。また下山後、気づいたがヒルに吸い付かれていた。非常に野性味あふれる素晴らしい山城だと思った。