醍醐寺の険しい道、絶景へのトレッキング。
上醍醐の特徴
上醍醐は急勾配の山道を約1時間歩く必要があります。
人に優しくない険しい登山道が冒険者を惹きつけます。
歴史ある伽藍が点在し、特に開山堂の眺望が魅力です。
1時間あれば山頂まで辿り着ける。西国三十三所(11番)、近畿三十六不動尊霊場(23番)。
ここは登山する位の難所でした。片道1時間場内見るのに1時間降りるのに1時間かかりました。
西国でも、かなり難所。トレッキングをイメージしていかなくてはならない❗️途中に今何丁目か石が目印になるんですが、スタート一丁目、最後が20丁目です。11丁目が滝くらいです。ずっと石が崩れた様な足場が続き、手すりも時にトラロープの弛んだやつなんでらかなり危険です。冬なら、防寒必要、暖かい飲み物と軽い食べ物を🥰夏なら1Lの水と糖、塩分補給用の菓子を😍上にはトイレがありますが、ポットンなんで、ティッシュを必ず持参。杖は2本だてでいくほうが安心です。最後まで頑張って上がったら、大阪の町が見えますよ🥰
広大な敷地を有する醍醐寺は五重塔などがある下醍醐と醍醐山山頂付近にある上醍醐からなります。下醍醐から上醍醐へ行くには石がゴロゴロした山道を1時間かけて登ります。上醍醐は、弘法大師空海の法孫 (ほうそん、たぶん孫弟子) 聖宝理源大師がこの地にやって来て開いた寺で、山頂付近を切り開いて建立された美しい伽藍が立ち並びます。
上り口で入山料600円を払う。健脚だと山頂まで約1時間の登山。序盤で大きめの石を踏みながら登るので歩きにくい。思ったより難所。下山して上り口に戻るまで計3時間はかかる。
下醍醐を見た後で登りました。google mapだと歩いて30分というとんでもない所要時間が出ますが実際には急いでも1時間以上かかります。以前と比べて草木が伸びて頂上からの見晴らしは悪くなりました。如意輪堂の舞台に上れればもう少しいいのでしょうけど。
以下、哲学者、梅原猛による醍醐寺を創建した聖宝(832ー907)と醍醐寺に関するエピソードです。聖宝は空海の弟子真雅(801ー879)の弟子であったが、・・・真言密教の空海の熱烈な崇拝者になった。空海は大学を中途退学して留学生(るがくしょう)に選ばれ渡唐するまで七、八年間ひたすら日本の山々を周り、そこで修行する山岳修行者であったらしい。聖宝は空海と同じように、山岳修行者としての道を選ぶ。(梅原猛著『京都発見7』134頁)そして彼が大峰山などで修行した後、自らの仏教の根拠地として見つけた聖地が今上醍醐のある笠取山の山上であった。そこで彼はこんこんと湧く清水を見つけて、その水を醍醐水と名付けて、そこを彼の本拠地とした。そしてこの醍醐水のある池を中心にこの地一体が醍醐と名付けられるようになった(同上)上醍醐において最も重要な建物は准胝堂であろう。本尊の准胝観音は胎蔵界曼荼羅のなかの一尊で、聖宝が開創の際、自ら刻んで祀ったとの伝承がある。准胝仏母尊、七倶胝仏母ともいわれ、・・・七倶胝仏母という仏の名前と准胝観音の陀羅尼を唱えれば、夫婦は円満になり望みの子が授けられるというところに注目したのであろう。夫婦円満にして望みの子が与えられるというのは、醍醐天皇と藤原穏子の強い願望であった(同 140頁)。醍醐寺は開祖聖宝が醍醐天皇と中宮恩師との皇子誕生を祈ることによって、醍醐天皇のあつい信仰を得て建造された寺である。そしてそのの結果、朱雀・村上両天王という王子が次々と誕生し、醍醐天皇の皇位は揺るがないものとなった。これは醍醐王朝とともに、藤原摂関家の権力の安泰をも意味する(同 147頁)。とのように醍醐寺は、その開祖、聖宝が修験道の行者でもあったことから、人里離れた山奥の上醍醐を創建。したがって本来の醍醐寺は上醍醐と言ってもよく、拝観含めて2−3時間はかかる山登りではあるものの、できる限り訪れるべきでしょう。*入山料600円(下醍醐の券があれば500円)
下醍醐の観音堂の先に出口があり、そこから上醍醐の入口となる女人堂へ行くことが出来ますが、一旦そこから出られると再入場出来ないのでご注意を女人堂で入山料を払います600円ですが、上醍醐の半券を見せると500円になります山頂までは450mほどですが、距離は3.5kmほどあると言われました時間も片道1時間ほど掛かると言われましたが、その通りの時間で1番奥の開山堂に着きました道標に1丁2丁とありますが、上醍醐の入口は19丁だったのでご注意をトイレは18丁にあるのが分かりやすいです五大堂の近くにもあるかもしれませんが、気づきませんでしたので、18丁の方が確実かと思います国宝の建物は、薬師堂と清滝宮拝殿がありますが、清滝宮拝殿は階段手前からしか見れません准胝堂は現在も再建されてませんので、更地のままです醍醐寺の寺名の元になった水もここにあり、汲むこと(水道式)も出来るようでした如意輪堂、開山堂は重文です如意輪堂も階段口から入ることは出来ませんでした眺望は昔は良かったのかもしれませんが、木により大阪方面が開山堂辺りから微かに見える程度でした。
女人堂から山道を約1時間登れば上醍醐です。上醍醐までの道程は、所々で急な坂道がありますが、整備された道で登りやすいです。ただし、登山靴かソールの厚い靴をはくことをお勧めします。道程のほぼ半分の場所に、不動明王がお祀りされてい、そこには水飲み場とベンチがあります。道すがら、鳥のさえずりや木々の緑を見て歩けば、あっと言う間の1時間です。上醍醐での見どころは、二棟の国宝建築の清瀧宮拝殿と薬師堂です。「清瀧宮拝殿」は、室町時代中期の建立ですが、木々が多い茂っていて全容がよくわかりません。しかも、かなり荒れた様子です。また、清瀧宮拝殿の横には醍醐寺発祥の地「醍醐水」があり、いまでも水を飲むことがてきるので、是非お試しください。ここから急な階段を登ると、近年の落雷で焼失した「准胝堂跡」があり、そこからすぐの場所に「薬師堂」があります。狭い敷地に建っているので全容を見ることはできませんが、鎌倉時代初期の名建築だそうです。時間があれば、これより数分の場所に「五大堂」があり、そこからさらに緩やかに登っていくと「如意輪堂」「開山堂」がありますが、内部を見ることはできません。開山堂がある場所が、醍醐山の頂上で標高は450mです。上醍醐までの登山道を歩くのは楽しいけれど、上醍醐の諸堂はなんだか荒れた感じでした。上醍醐への入山料は600円、醍醐寺の入場券を持っていたら500円です。ハイキングを兼ねて、上醍醐に訪れてみてください😉
名前 |
上醍醐 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-571-0002 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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整備された道は序盤と終盤だけ。あとは崩れかけた獣道みたいなところ。勾配がキツめな個所もある。手すりが観音が垂らした蜘蛛の糸に見える。一応迷うことはないが本当に上に何かがあるのか初めては若干不安にさせられる。唯一の水分補給は自前と途中にある醍醐水である。以上、初めての入山は晴れの日を選ぶ事。