清酒発祥の地、伊丹の味。
鴻池・清酒発祥の地碑の特徴
鴻池村に土着した新六幸元の伝承がある場所です。
清酒発祥の地として1600年ごろからの歴史があります。
山中鹿之介に関連する興味深い酒文化が息づいています。
ここ伊丹では炭を使った濾過により清んだ酒になった事から清酒発祥の地としている清酒発祥の地は幾つかあるがそれは定義による酒税法による定義なのか現代も行われてる主たる製法が確率された年なのか麹を使って糖化させ発酵させたものを言うのか。
清酒発祥の地として、初めて知りました。灘の酒が発祥と思っていましたが、酒の中でも、清酒と日本酒がある事を知って知識が増えました。
鴻池家の隆盛やら、今につながる三和の流れなどなど、山中鹿之介からつながると思うと面白い清酒発祥は奈良というのもそれらしいが、、
シンプル。なるほど。
名前 |
鴻池・清酒発祥の地碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.4 |
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清酒の醸造は戦国大名尼子氏の勇将山中鹿之介幸盛の遺児、新六幸元が摂津国河辺郡鴻池村(伊丹市)に土着し、1600年ごろに創始したという伝承がある。彼は清酒を馬で江戸に輸送して好評を博し、1615年以降は屋号を鴻池と名乗って二男三男を大坂に進出させ、自身も大坂店をかまえて酒造業から廻船業へと営業を拡大した。その大坂店を継いだのが八男の善右衛門政成で両替商を開始して大阪でも有数の大富豪、鴻池善右衛門家となるのである。・・・灰を入れて沈殿を促進させる方法は以前から天野酒でも行われており、近世の清酒製造法ではない。鴻池家の成功は大消費地江戸での販売にあり、それを可能にした技術革新は杉樽による長距離輸送と絞った清酒に火入れ(加熱による発酵の停止)を行うことによる品質の安定にあった推測されれる『兵庫県の歴史』225頁より。つまり、清酒は伊丹発祥で、しかも江戸の豪商で今もその系統を継ぐ鴻池氏が発明したという。