写真映えする保延寺の風景。
保延寺阿弥陀堂の特徴
保延寺は地名で、地域の人々に親しまれていますよ。
写真撮影が可能で思い出を残しやすい雰囲気です。
阿弥陀堂の正式名称は不明ですが、歴史を感じる場所です。
写真OKでした☺️保延寺は地名で阿弥陀堂の正式な名称は不明です。かつて隣接する白山神社の神宮寺であったと考えられています。正面の厨子には三体の阿弥陀如来坐像が安置されており、中尊(真ん中の仏様)と向かって右の像は定印(じょういん)を結び、左の像は来迎院(らいごういん)を結んでいます。制作は中尊と右の方は室町時代、左の方は江戸時代の作と見られています。
| 名前 |
保延寺阿弥陀堂 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
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保延寺は寺の名称のようにみえますが実際はこの地区の地名になります。「保延寺阿弥陀堂」の正式な名称は不詳で隣接する白山神社の神宮寺であったと考えられているお寺になります。「己高山(こだかみやま)縁起」には伝教大師最澄が己高山を再興する際に自ら彫刻した像の一つとして「保延寺阿弥陀」との記載があり、かって己高山傘下の一寺院であったことがわかります。この地には古代「花寺」という大きな寺院があり白鳳時代の寺院瓦や古銭が大量に出土しています。保延寺観音堂から徒歩で五分程の距離にある保延寺阿弥陀堂の正面厨子の中には三体の木造阿弥陀如来坐像が祀られています、中尊の木造阿弥陀如来坐像と向かって右側の木造阿弥陀如来坐像は「定印」を結び左側の木造阿弥陀如来坐像は「来迎印」を結んでいます。