安藤忠雄設計、異界への道。
本福寺 水御堂の特徴
有名な建築家・安藤忠雄設計の本堂で、実際に訪れる価値がある独特な空間です。
蓮池の真ん中を降りる本堂は、季節の変化と共にその美しさが際立つ特別な場所です。
有名な建築家・安藤忠雄さんが設計した本福寺の本堂「水御堂」。本福寺は平安時代後期に建立されたと伝えられる真言宗御室派の寺院で淡路四国第五十九番霊場だそうです。このお寺の本堂の「水御堂」は案内の看板にしたがって、お寺の横を抜けて100mほど坂道を上がった林を抜けたところにあります。林を抜けたところに巨大なコンクリート打ちっ放しの壁が現れるので、かなりインパクトがあります。水御堂は屋上に水が張られていて本堂は屋上から階段を下りた先にあります。ここに蓮が生えていたらさらにいい雰囲気がしそうですが、それは難しいんでしょうかね。階段をおりて左側が本堂の入り口になりますので、そこで拝観料400円を納めて本堂を見学することができます。
安藤忠雄らしさを感じる場所でした。お寺とモダンが組み合わさった面白い構造で、外はモダンなんだけど、中はしっかりお堂になっています。この組み合わせがなぜか他にない神秘的な雰囲気や神聖な感じを醸し出していて、行ってよかったです。お堂の中は写真撮影禁止でした。
モダンと伝統の建物の組み合わせが面白いです。あまり観光客が来ない場所なので、とても静で落ち着きがある場所です。私が行った時には観光客は3人ぐらいいました。花が咲いている時にも行ってみたいです。
【撮影日:2023年7月21日】お寺の奥へ進んでいくと、お寺とは思えないコンクリート造りの壁が見えてきます。ぱっと見、豪邸ように見えます。進んでいくと、美しいハスの池(?)があり、その真ん中にある階段を下っていくと本堂があるので、拝観料を支払ってお参りすることができます。ハスも咲けば美しいと思いますが、個人的には階段をあがっていくときの青い空がひらけていく様が好きでした。駐車場はお寺の前と右手奥にありました。
見たことも無いような近代的な寺院。安藤忠雄さんの設計で、屋根はなくハスの花の水盤が一番に目に入ります。その中央にある一直線の階段を降りると地下にある本堂にお参りできます。こちらは拝観料がかかります。本尊は薬師如来さんです。とても斬新なデザインですが、昔から寺院の持つ静謐な雰囲気には心癒されます。また、本堂は自然光が取り入れられており優しい光に包まれた空間になっています。私の訪れた頃はハスの花が見れなかったのですが、これから行かれる方はぜひ開花時期に合わせて行ってみて下さい。かなり素敵だと思います。
直線と曲線が気持ち良いです。淡路島に行くとほぼ寄りますが、中に入るのは5回に1回くらいです…!
ちょっと星が付けがたいのが本音。伝統がすべて正しいとは申しません。ですが、安藤忠雄さんの名前が大きすぎて、本来大事にしていただきたいご本尊様の存在が希薄です。少し悲しかったかな……ご本尊様の説明がまったく見当たらず、最初に受付の方からの説明も「いまの時間帯は日が射し込んでキレイですよ」私が見たかったのはキレイな午後の日差しを背にした仏像ではなく、ご本尊様のお顔です。安藤忠雄さんの建築物を見たい方にはおすすめです。建物としてはとても素敵です。薬師如来様がメインの方には、ちょっと違うかもしれません。
建物の上部は池になっていて、中央に地下へと続く階段を降りると、ご本尊がありました。コンクリート打ちっ放しの中に本堂。さすが、有名建築家の作品。
安藤忠雄氏設計の珍しいお寺本堂ご本尊は撮影禁止です蓮池の真ん中を降りて行く本堂は一見の価値有りだと思います蓮池の花が咲く7月位が良い季節だと思います。
名前 |
本福寺 水御堂 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0799-74-3624 |
住所 |
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評価 |
4.3 |
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安藤忠雄さんの建築が好きで観に行きました。無機質なコンクリートながら、心落ち着く空間がとても良かった。