左口神社で心を癒す。
左口(サグチ)神社へ行って来ました。住宅街の一角の小高い森に建てられた、霊気溢れる立派な社でした。ついに御左口(ミシャグチ)様に出会い、その感想を記すことになったことに、少し緊張しています。謎の多い神社ですので、どう伝えていいのか? なかなか考えがまとまりません。取り敢えずに社殿にあった由緒書から紹介して行きます。祭神はヤチマタヒコノカミとヤチマタヒメノカミです。古事記には、伊邪那岐尊が黄泉国(死の国)から戻られて御祓をした時に、身に付けていた衣服を脱ぎ捨てた時に化生された12神の1柱で、御褌(ふんどしのこと)から化生した神で、道俣神(チマタノカミ)と同一視されてきました。集落や道の要所に座して、邪神、悪霊の侵入を防ぐ神様です。ここ左口神社は天和3年(1683年)に横須賀城主として、信州小諸から移ってきた西尾壱岐守が城の西守護神として祀ったことから始まりました。神社周辺は院内と呼ばれる地鎮や土地開発を専門とする陰陽師が集まって住む集落でした。そんなことから、左口神社も神仏集合に道教も入り交じり、社古字尊天(しゃもじ神、しゃぐち神)と妙見菩薩が融合した独特のものでした。明治以降、神仏分離令で今の祭神になって行ったのでしょうね。左口神とは、長野県の諏訪地方をはじめ、主に東日本に祀られている神です。一般には「ミシャグジ」様と言われています。石や樹木を依代とする神で、狩猟の神とも言われ、信仰形態や神性が多様で、地域によって差異があり、また地域の土着の神と習合されている場合が多いです。依代とされているものが縄文時代の遺跡から出土されることがあり、縄文時代から信仰が続けられてきた神です。謎の多い神で、諏訪信仰にきわっています。
名前 |
左口神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://www.shizuoka-jinjacho.or.jp/shokai/jinja.php?id=4411136 |
評価 |
4.0 |
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参拝者が少なくご利益の話は聞きません。