白羽神社で心落ち着く参拝を。
白羽神社の特徴
地図で見つけるのが楽しい、隠れた神社です。
南側の鳥居が印象的で、登ると美しい社殿が待っています。
10月の祭りには参拝者で賑わう、素敵な場所です。
10月の祭りに会いましょう‼️
東西の細い通りに面して、南側に鳥居が建てられて、一段登った高い位置に社殿があります。神々の森が残る広々とした境内の神社です。由緒書に創立不詳とありました。文武天皇(689年~707年)に、この地を集め牧地として牛馬を放養する牧官筑紫大律某が白羽神社に奉仕したとありましたので、飛鳥時代にはあったということでしょうか?武田の兵火で旧宝物を焼き、安政の大地震で倒壊とありました。御祭神は長白羽命と倭健命他24柱とあります。付近の神社や摂社と合祀をしてきたのかもしれません。長白羽命は「古語拾遺」の天岩戸に登場する神です。思兼神に命じられ、麻を育て青和幣(アオニギテ)を織ったと言う。神麻続機殿神社で伊勢神宮に奉納する荒妙(アラタエ)を織った神麻続部(カンオミベ)の祖神とかれ、白い衣類を白羽と呼んだのは長白羽命に由来します。天太玉命と同族神で、天白信仰に由来するとする説もあります。天武天皇の祖父は天武天皇、祖母は持統天皇。父は草壁皇子で早逝してしまいます。孫の文武を天皇にするため自ら天皇になった持統天皇は、腹心の藤原不比等と諮ります。この構図が天照大神と思兼神に似ています。そして天照の孫が天孫降臨のニニギです。文武天皇の御代に、思兼神に所縁の長白羽命を祀る神社に奉仕する役人……思兼神が天照大神に近づくための功労者が長白羽命だったかもしれません。言い換えると不比等(藤原鎌足の子供)が権力を握るきっかけを作ったのが、長白羽の一族で、役人は時の権力者に媚びての参拝奉仕だったかもしれません。歴史を推理していくと面白いですね。
落ち着ける神社です。
名前 |
白羽神社 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
HP |
http://www.shizuoka-jinjacho.or.jp/shokai/jinja.php?id=4411011 |
評価 |
4.4 |
周辺のオススメ

白羽神社はあまり多くないので、地図で見つけて参拝しました。